身内が家電量販店で詐欺まがいの契約をさせられて大変だったので、記録を残しておきます。
概要
全国展開している家電量販店A社で家電を購入時、店員の虚偽説明に騙されて、身内がミネラルウォータサーバの利用契約をした。
騙された原因
身内の証言では、主に2つ考えられます。
1の虚偽説明が主な原因みたいです。
1. 家電量販店A社の営業(※)による、料金・商品仕様の説明に虚偽があった
2. 大型家電購入時に、値引きの条件として契約を勧められたため、断りづらかった
※おそらく家電量販店A社の店員ではなく、派遣されているメーカー営業さんだと思います
契約時の虚偽説明
料金と商品仕様それぞれに対して嘘をつかれたようでした。
※あくまでも契約した身内の証言をもとにして書いています
料金関係の虚偽
一般的なペットボトルを買い続けるより安い
→ 実際は高い(サーバは24L4000円+電気代500円/月程度。ペットボトルの水は24L3000円程度)
・(契約すればメインの大型家電を割引するので)実質的に電気代以外はかからない
→ 実際は、初期設置が無料なだけ。継続購入が必須の水代が発生する(月額約4000円)
商品仕様への虚偽
・水が届いた時に1日コンセントを刺せばあとは抜いていてよいため電気代は安い
→ メーカー公式ページには電源は入れたままにしておく必要がある旨記載がある
・水のは2ヶ月に1回以上の購入が必須
→ 実際は1ヶ月に1回が標準で、遅らせる場合は、その都度連絡が必要
契約後の対応
幸い、契約当日に身内が騙されたことに気づけたため、メーカー規定のクーリング・オフができました。
店舗販売契約のためメーカーによってクーリング・オフできないパターンも考えられますが、その場合は、消費者センターに相談するのがいいと思います。
所感
うーん、身内の話を聞く限りではだいぶ悪質な対応です。
特に商品使用の「コンセント抜いて良い」という虚偽は衛生面に関わる内容なんですよね。
どうしてそんな売り方をするのでしょう(泣)
店員さん(多分メーカー営業さん)の発言を鵜呑みにしすぎるのも危ないと言うことですね。
メーカー営業さんが悪いわけではないんですけど、やっぱり自社商品を売るノルマを持っている人なので、嘘をついてまで売る方が混ざってしまうのは、構造的に仕方ないなあと思います。
と言いつつ、別メーカーの大型家電購入時の割引き条件で契約させられたようなので、家電量販店側も黙認している可能性が高そう(あるいは、家電量販店内の契約ノルマかも……)。
今回は、事実確認が身内からの証言に偏っていることもあり会社名諸々は伏せましたが、皆様もお気をつけください。