ののはなメモ帳

ブログ未満の内容たち

#蒼炎暁
移管しようパート3

その戦いは、どちらも"正義"である。

昨年からからちまちまと進めていたゲームをクリアしました!
ファイアーエムブレム暁の女神1周目です(アイセネ会話見るためにもう一周する予定)。

前作の蒼炎の軌跡は、The 勧善懲悪!という内容でしたが、こちらはそこから一転、戦争のやりきれなさや正義と正義のぶつかり合いを(途中までは)非常に丁寧に描いてくれたお話でした。

でも、新キャラの掘り下げほしかったです。
特に、エディとレオナルド(育てたキャラに愛着湧くの法則)。

※以降、内容に関してネタバレを大量に含みます

デイン軍とクリミア軍を交互に使うことで、どちらの視点も強制的に見せられるあたりが本当にやりきれない。
大義がないとわかっていても戦わなければならないミカヤ本当に辛かった……。

しかも、この作品の何が怖いって自分が育てた強い子が敵に出てきて持たせた武器を使ってしまうのです。

自分で育てためちゃ強エディくん(勇者の剣、1-2射程の強い剣名前忘れた)を持たせたままにしていた3部終章。
撃破条件敵の全滅になっていたので頑張って進軍していたら、今操作している子たちが敵となったエディくんに倒されてしまう悲劇。あれは泣いた。

そして、血みどろどちらも互いの正義で行っている争いから一転、石化光線が降り注いで強者や特定条件下にあった者たち以外が石になる世界の降臨です……。

こうなっては、戦争をしている場合ではない。
人類の存続を懸けて残っている者たちは手を取り合い、【負】の女神ユンヌとともに、【正】の女神アスタルテに立ち向かうのです。

多分ゲームしながら書いていたプレイメモ全部網羅しようとすると恐ろしい量になるので、だいぶ端折りながら見どころとか感想書いていきます。

【暁の団と、血の繋がっていない家族】
暁の団のミカヤとサザ、エディとレオナルドの血は繋がってないけど揺るがない絆がある家族関係がめちゃくちゃ刺さりました。

もう、これ上手く言葉にできる自信がありません。
物語の序盤、暁の団の人々は帝国に迫害され居場所を失いそうなデインの人達のために活動しているんです。暁の団は立場の弱い人々の味方です。
そして、それを構成する団員が、実はかつて居場所がなく身を寄せ合って生きてきた子たちでした。
痛みを感じたことがあるからこそ、人のために立ち上がって頑張っている。そんな子達に大きな拍手を送りたい。
ありがとう、ありがとう……。

欲を言えば、3部(かな?)の拠点会話で「親友で、家族だ」と言ったエディとレオナルドくんの出会いとか生い立ちを、私はもっと知りたかった。

ミカヤとサザは支援Aだと結婚するのですが、互いに一緒にいるためにそうしたのだと思うと、わかりやすい関係のない男女は中々一緒にいられないのかななんて、余計な推測に歯軋りしてしまいました。
この二人は家族でありたかっただけだと思うんです。
夫婦なんて形がなくても、二人は一緒にいられる。それでも結婚する方が都合よかったってことなんですよね……。

【ペレアスの死と消えない呪縛】
ここ、本当に泣きました。
ペレアスさんの態度が突然変わった理由がわからず困惑していたら、そっか、血の誓約なんてものが……。
そのせいで、大義は敵にあるとわかっていても時間稼ぎの戦いをするしかなかったデイン。

ペレアスのみつけた解呪の方法は、契約と関係ない第3者に殺害されるというもの。
ここで、ペレアスがミカヤに殺してほしいって頼むんですね。彼女なら信頼できるから。
でも、争いが嫌いなミカヤは一度断る。
突きつけられる選択肢は、ミカヤが殺すか、ミカヤ以外の誰かが殺すか。

ミカヤなら多分この二択で自分で手をくだす方を選びそうだと思ったので、私はミカヤにペレアスの命を奪わせました……(つらい)。
それなのに、誓約は消えない。
解呪方法は間違っていたのです。

ペレアスを殺し、大義のない戦争の将として立つミカヤのことを理解して、辛かったねと言って、仲間としてついてくれる人がいてよかった。

2周目を終えての追記:ペレアスさんめちゃくちゃ好青年でした……。一緒に戦うと覚悟を決めているところも、利用されただけなのに、本当の息子じゃないとアムリタ様に対して申し訳なく思うのも本当に、本当に〜(言葉の喪失)。

【セネリオの成長】
グレイル傭兵団の参謀セネリオに成長が見られてとても嬉しかったです。前(蒼炎の時)はもっとツンツンしている子だったのに、少しずつ人に歩み寄ろうとしていることが伝わってくるのです。
ラグズのことをちゃんとラグズって言ったり、会話をしたり……。

あと、少し成長とは違うかもしれないのですが、軍議の時に王子スクリミルが「俺の横にくるがよい」的なこといって、セネはすかさず「結構です」って断っちゃう場面が印象に残りました。
セネリオの発言に対して、ティアマトさんがすかさず「人見知りの強い子なので」ってセネを庇うんですよ。
団の仲間に守られているセネリオという存在をひしひしと感じてとても好きでしたね。

アイセネ拠点会話見届けたら、何か書きたくなってしまうかもです。

2周目を終えての追記:アイセネ……(言葉にならないの顔)

【ゼルギウス将軍の男気】
もう、ずぶずぶですよ。今まで出会った中で一番好きな敵将かもしれません!
途中からメモにやたらと名前が登場すること、すること。
実は、蒼炎のときから堅物軍人さんぽくて好きな予感〜って思っていたのですが、暁で登場増えて見事に突き刺さりましたね。
歩く武士道って感じの男です。

一本芯が通った、主君に尽くすカッコいい人です。
あと、自分の判断で命令を下した時にちゃんと責任は全て自分がとるという男気ね、よき。

我が主人を貴様ごときが侮辱するなってやつが、とってもカッコよかったですわ。
あと、アイクに倒された後の会話……。

2周目追記:セフェランさんもしんどいひとだよ……

【キャラの成長とか戦績】
頑張ってドーピングして能力カンストしたジルちゃんありがとう〜!!(蒼炎の頃からの好きキャラ)
ハルジル好きだから4部はずっと隣接させてました(笑)
片時も離れない。
戦績はというと、ジルちゃは活躍の印象に反してまさかの7位(な、なぜ?!)

ちなみに、育成ではレオナルドくんも能力カンストしてくれました♪
エディくんは魔力が惜しかった〜!

戦績はというと……
6位 ツイハークさん (鉄の剣で必殺出して頑張ってくれました)
5位 レオナルドくん (前半はエディのサポートに徹してましたが最上級職では弩で敵をボコボコにしてました)
4位 セネリオ (アイク支援活かしつつ敵陣ど真ん中でウインドを打ちまくって道を切り開いてくれました)
3位 アイク (言わずもがなのセネ支援回避、ラグネル無双)
2位 エディくん (個別につけた待ち伏せスキルの恩恵が大きかったかも……)
1位 ハールさん (動く要塞。魔法だけちょっと怖かったけど強かったです)

ハール隊長、眠りたかっただろうに、出撃可能時に毎回出撃させては前線で壁にしてて本当にごめんね。
しかし、この活躍。さすがはジルの元上官です!(笑)

全体の印象として、暁の剣士強すぎでは?!(必殺ボーナスが恐ろしい)
蒼炎は特定マップ意外は圧倒的な騎馬、飛行って感じでしたが、暁はワユちゃんもかなり強かったので完全に剣士必殺ゲーでしたね。逆に騎馬は回避に対しての防御とかがイマイチであまり活躍できなかった……。
そういえば、終章参戦騎馬もジョフレ将軍だけでしたね(エリンシア様の護衛役として譲れなかった)。

神使親衛隊のお二人が人数枠とマスタークラウンの関係で終章につれていけなかっったので、2周目のときは親衛隊の2人を意地でもいれようと思います♪

終盤が雑って評判も見かけてはいたけど、風呂敷広げて無理やり閉じる展開多めの別ジャンル歴が長いこともあってか、私は気になりませんでしたね(笑)

4部の塔にたどり着くまでが少し消化試合っぽくなってしまっていたので、戦闘3つくらい削ってもよかったのかなあと思ったり思わなかったり。

そういうところも全部含めて面白い作品でした!!
ありがとう、蒼炎暁。

よーし、それでは2周目頑張ってきます♪

2周目を終えての追記:
戦績は
6位ジルちゃん(今回も最強に育て上げました♪)
5位ハールさん(強強壁にしてました!)
4位レオナルド(超かっこよかった、というか強い)
3位エディ(エタルド祝福したけど、ずっと持ち物に入れてたよ、レオナルドからのプレゼント)
2位アイク(眠ってても壁)
1位セネリオ(待ち伏せで敵を一掃)

でした〜!好きなペアがことごとく並んでて嬉しいわね。
今回は神使親衛隊の二人も無事に終章に連れて行けて大満足です!!畳む