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届いたカードの話など
#遊戯王

先日、遊戯王の注文したカードが手元に届きました。
コレクターがいるのも納得のかっこよさです。

とにかくダイソンスフィアが欲しかったのですが、買ってよかった。
キラキラの入り方がめちゃくちゃかっこいい。ダイソンスフィアの金属感つよい金色パーツがちゃんとキラキラするのです。

おそらくレアなカードで出してくれているの、ありがたすぎる。

私は、Ⅴお兄様が好きだからダイソンスフィアが好きなのか、ダイソンスフィアが好きだからⅤお兄様が好きなのかわからなくなる程度には、ダイソンスフィアが好きです。
映像演出がカッコ良すぎるので(演出だとシャークさんのオーバーハンドレッドもかなり好き)。

あと、悩みながら最低注文金額に届かないから……と言い訳してちょっと奮発してお迎えした七皇カオスナンバーズ(CNo101, 102, 103)も最高です。

CNo101, 102, 103を順番に並べた様子を眺めながら、CNo.102のノーブルデーモンがドルベのオーバーハンドレッドであることに味を感じてしまう。

あえて兄弟の間に挟まる配置にしたドン・サウザンドさんに感謝……(オーバーハンドレッドはドンの干渉だから、兄弟の間に挟んだのもドンの趣味だと思ってる人)。


ナッシュとメラグとドルベの関係性良いのですよね。
冷静に振り返ると、ドルベさんとメラグの間はタッグデュエルのやり取りくらいしかないのだけれど、相性ぴったりすぎてビックリします。
ドルベさん、ちょこちょこナッシュのことを話してくれるのに、不自然なくらいにメラグの名前を呼んでなかった気がしてしまう。
私の勘違いかもしれないけど。

これ以上この関係性の話をすると、カップリング幻覚が始まりそうなので飛ばします。

さて、物理のカードが届いてテンションが上がったこともあり、最近はちまちまとデュエルリンクスを遊んでいます。

先日無事にZEXALワールドをレベル6にして、アイテムで強制的にⅤお兄様に加入していただきました。

余談ですが、ZEXALワールド解放してすぐにベクターのサルガッソイベント始まったので、タイミング良すぎ〜と思いました。

いま、三勇士と鉄男とお兄様とドルベとベクター(イベント加入)が使える状態です。

実は、お兄様デッキのためにダイソンスフィア引こうとしたら、先にジャイアントキラーを手に入れたのでⅣ様も欲しいのですが、解放ミッションの難易度がエベレストで困惑中。

神代凌牙の水属性のみクリアが持ってるカードじゃデッキ組めないよ……。

まだダイソンスフィアは手に入っていないのですが、お兄様のスキルによりⅤお兄様限定で使用可能なので、デュエル初心者私は頭を抱えながらデッキを組みました。

アニメ見てる時はすごーく簡単そうに召喚してたのに、実際に組もうとするとランク9を2枚なんてどうすればいいんだ!!!と頭抱え……。

なんとなくランク5以上でリリースが必要なのはルールとして理解していても、ランク9は2枚必要なんて知らないんですよ〜。

ちょっと調べたら、王のシリーズがランク9モンスターを呼べて相性が良いとわかり、どうにかダイソンスフィアを召喚できるデッキ作れたので満足です。

おかげで石は空っぽダイソンゲットは遠のきましたが……。

ちょこちょこ改良して、最新デッキでこんな感じ🎶
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機械属は増やしてお兄様感を足せたけど、魔/罠の入れ方があまりお兄様じゃなくて、もうちょっと手を加えたい気持ちはあります。


話変わりますが、デュエルリンクスは過去のシナリオ解放が大量に手に入るコイン?なので楽々解放できてありがたいです。
FEHのおもあつ回想に輸入してほしいくらい。

まだ全然読めてないけど、Ⅴ兄様イベントの戦闘セリフは全て見ました。最高。

背景も立場もいろいろ違うのはわかっているけど、ちょこちょこシャナン様と重なってしまって、私が好きになるわけだという謎の納得感を得ていました……。

私、Ⅴお兄様のこと好きになるわけだ。

ZEXALⅡのデュエルと研究以外はちょっとぽやぽやな一面も好きですが、最初のvsカイトの敗北後も本当に大好きです。
ありがとうお兄様。

今後もダイソンスフィアデッキのために精進します、多分。
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遊戯王ZEXAL バリアン編を振り返る
※136話〜最終話まで

それ以前はこちら
y5nonohana.ltt.jp/memo/?postid=207

#遊戯王

見終わってしまった、遊戯王ZEXAL。
マスターピースの歌詞すぎる話でした。

信じぬく力と絆とかっとビングの話。

遊馬って第一印象だと太陽のような明るさを持っている子だけど、実際は自分を奮い立たせて明るく振る舞い続けている、内側には寂しさも抱えている月のような子で、すごく好きでした。

だからこそ、一匹狼なライバルポジの2人のことも、デュエルをしたらみんな仲間だと、絶対に一人にしないと信じぬいて仲間になれたんだろうな。

◆136-137話:ナッシュ vs ベクター

カイトさんの悲しみを乗り越えて視聴を再開したら、ドンサウザンドがとんだ小物のような扱いを受けてしまい、もしかしてラスボスってエリファスでした?と思いました。

遊馬との思想対立という意味だと、エリファスって風格が正統派ラスボスなんだもん。

ベクターが過去を思い出して良い人の顔したときに、私は「たとえその過去が正しくとも、あそこまで楽しそうに悪事に浸れる人は、もうあの頃の純粋さに帰れないよ」と思ってたら、まあその通りでした。

でも、流石にベクター父ひどいね。

記憶を取り戻して自分を消してくれと言ったベクターをあっさり信じる遊馬と、信じた素振りを見せてひっくり返される可能性を考慮しているナッシュの対比最高です。

シャークは真月が遊馬の心を裏切った過去を知っているし、ナッシュとメラグにした仕打ちも知っているから、そう簡単に信じきれないことにも納得感しかない。

ベクター敗北後、ドンサウザンドに取り込まれそうなベクターに手を伸ばした遊馬が、もう一回信じる、お前を一人にしないと言った時、もう、泣きそうだった。

遊馬は両親がいない寂しさを知っている子だから、ベクターの過去を見たこともあり、もう彼のことを見捨てられないんだなって……(そうでなくとも仲間を見捨てない子ではあるけど)。

ベクターにも、そんな遊馬の心に気づける感情がまだ残っていてよかった。
ベクター、たとえあの時の純粋さは戻らなくても、遊馬の心で空っぽだった感情が少し満たされたんだね……。多分、ただ親に認めて信じてもらいたかったところから彼は歪み始めたから。

余談ですが、ドルベさんのラストに泣いていたオタクなので、エクシーズチャージアップのカード効果がしれっと出てきた時に泣きました。


◆138話〜140話:VS ドンサウザンド

見てる時には色々思うところがあったんだけど、ちょっと、ラストの、ここまでZEXALを見てきた人なら誰でも気づくだろう遊馬お得意エクシーズチャージアップ逆転を知らないがばかりに、余裕かましてたドンサウザンドの愚かさがすごすぎて、感想が吹き飛びました。

なんか、間違いなくボスキャラのはずなのに、これまでのボスと違い微妙に滲むこの小物感はなんなんだろう(間違いなく強いは強いんだけど、感覚的にうっすら漂う小物感が拭えなくて……)。
エリファスの方がちゃんと嫌な対立ボスしてた。

なんか、あれかな。
ベクターの系譜を継いでるからかな。
強いカードとか持ってる割に、アストラル世界を人質にとったり、サイレントにカード効果発動して相手の手札書き換えたりと、やっていることが姑息というかなんというか。
そういう意味では、間違いなくバリアンのボスなのか。

強引なやり方でヌメロンコードの力使ってるのも、え、それでいいんだ?!って感じだったし。(デュエル前から張られてるフィールド魔法的な扱いだとはわかるんだけど、これありなんだ……と思った)

でも、別々の道を選ぶことになったナッシュと遊馬の共闘熱かったよ。
お互いの手の内を知っているからタッグデュエルの息もぴったりだし、遊馬が諦めそうになってもシャークが諦めるなって闘志を絶やさないの大好きだった。

そして、カイトの想いが力を貸してくれたのも大変盛り上がりましたね。

このデュエルの個人的なハイライトはアストラルとエリファスでした。
アストラルが何かを犠牲にしなければならないと判断した時に、自分を犠牲にしようとしたの、本当に、本当に、泣いてしまう。
ここまでの道で多くを無くし希望を託されてきた遊馬が、まっすぐに怒ってくれるのもよかった。

そして、そのタイミングで颯爽と現れるエリファスよ。
私、遊馬vsエリファスの時に割とエリファスの選民思想がキツすぎて、物語の中の必要性を受け入れつつこのキャラ無理……になってたんだけど、完全にこのタイミングで見直しました。
この時のアストラルの涙、美しかった。

うまく書ききれなかったが、ミザちゃんがカイトの思いをちゃんと遊馬に渡しに来てくれたのも嬉しかったです。

◆141話〜143話
ナッシュと遊馬のタッグデュエルで、直接対決回避できたと思ったのに、嘘でしょ……と思いました。

ナッシュとアストラルの対立の間に入って、和解の道を探す遊馬さんカッコ良すぎる(アストラルはどちらかというとただナッシュに道を渡さないだけで遊馬の味方してくれてるけど)。

七皇へのドンサウザンドによる人生改ざん、多分ナッシュはバリアン行きのトリガーがベクターだからされてないんだろうなと思ってたけど、それがこんな結末への道に繋がってしまうなんて……。
ナッシュの真面目さの悪用だよ、こんなの。

「バリアンのナッシュ」としてのデュエルだから、七皇を背負って律儀に自分のHPを支払い効果使うのも、その背負う思いにベクターのことすら含んでしまうのも、あまりにも真面目で、もうね……。
この人、他者の想いを背負いすぎる王の素質すぎて、本当に好き。
そんなナッシュの姿を見てアストラルが「カオスの持つ最大限の可能性」と評価してくれたの嬉しすぎる。

ヌメロンコードに対する遊馬さんの考え方もよかったな。
終盤戦、あまりにもバタバタと主要キャラが亡くなるので、メタ視点からヌメロンコードで全部解決かなと思ってたんですけど、遊馬さんが「どんなに辛くても苦しくても戦ってきた積み重ねに未来がある」って返したのが大好きすぎて、その心の強さに泣いてた……。
私の心の愚かさよ。

デュエル展開も最高だったな。
このデュエル、話の展開として一番好きかもって思った(最終話でも、アストラルvs遊馬一番好きかもって思ったので、全然好きな順番なんて決まらないけど)

ナッシュが遊馬の手を知り尽くしているあたりに、シャークが切り捨てた遊馬との友情の軌跡を感じてしまってね。
もうね、だいぶもう涙腺がダメになってますね。

※※※一部見解修正しました※※※

ナッシュが、冀望王バリアンを倒された後の展開も好きなんだ。
この時点で、デュエルからナッシュの迷いが一瞬見えるんだよね。

ナッシュ──シャークが、わかり合っているんだ、それでも引くに引けない時がある、信じてくれた仲間を裏切れない、失えないって、根っこからの心を遊馬に語ってくれるの。

その上で、ナッシュは心から対立してるつもりなのに、遊馬と戦っているうちにシャークをほんのわずかに捨てきれなくなっている気がする(私のルール理解があっていれば)。

遊馬のエースモンスターを熟知しているナッシュが、オーバーレイユニットの残るホープがいる状況で、攻撃力1600のホープにブラックレイランサーから攻撃をする理由が薄いもの。

遊馬はシャークの決意が揺らがないって受け止めてたけど、片隅で揺らいでるからこそのあの攻撃順な気がする

シャークさんって、強がりで本心を語らない部分もある人だから、シャークとして遊馬の答えを見たい気持ちも残ってたんじゃないかなあ。

だから、ラストドローに持ち込んで、決着をつけようとしたのだと、私は解釈しました。


*****
→追記修正:
よく考えたら遊馬もデュエル力相当鍛えられてるから、別にエアロシャークから攻撃しても勝てたわけではないなと気づきました。
本気で勝ちに行くなら相手のプレイミスが発生しうる順番の方が納得はいくけど、迷いがないからこそのバリアンズカオスドローの方がⅣ戦もナッシュの覚悟も輝く解釈な気がしてきた。
シャークさんが遊馬のデュエル力を信じているからこそ、小手先の順番で引っ掛けるなんて意味ないことわかってるもんね。
デュエル音痴の私は引っかかったが。

迷いがあったら、バリアンズカオスドローできないんだよ、多分。Ⅳとの決着の時、運に頼ったように。
*****

ナッシュ、遊馬のデュエルの戦略を完璧に読んだ上で、遊馬の友を見捨てない心を見極めきれずに敗北しているの、愛おしいよ。

最後に遊馬の決断がナッシュからシャークを取り戻していく展開、すごくカッコよかった。

俺はお前を犠牲にする未来なんていらねえ。

もう、カッコ良すぎる。遊馬さん。

あまりにも全ての展開がよい。
最後にグローリアスセブンを発動したナッシュさんの、淡々とした語り口調で負けていくのもすごく好き。

生涯の友……。

もう、正直、全部泣いてました。

……そして、ここまで書いておいて話を台無しにしてしまう感想だけど、純粋なデュエルとして見た時は、タキオンのタイムタイランドって、そのターンの開始後に相手がドロー効果でドローしたカードは手札に戻さなくていいんだ?!って驚きはありました。

そしてこの話のショックが強かったので一時視聴を止めようか悩んだのに、次回予告でアストラル洗脳されたのか?!ってくらいの言葉が飛び込んできたので、我慢ならずに先へ進んでしまった。
もうちょっと彼の余韻を感じればよかったかも……。

◆144話〜最終話
まだ解釈中のところもあるけど、すごくよかった。
遊馬の成長も、人を信じる心で掴んできた絆も、アストラルの変化も全部感じられる話だったし、1期の最終話を少し思い出させる話である点も大好き。

1期ラストの、目的のためにデュエルし続けてきたカイトに、もう一度デュエルの楽しさを教えている遊馬さん大好きなんだけど、Ⅱ期最後のデュエルって、このカイトの立場が遊馬さんなんですよね。
必要に迫られてデュエルする場面が増えていつの間にか遊馬が失ってしまった「デュアルを楽しむ心」をアストラルが遊馬に教える話になっているんですよね。

アストラルが、バリアン世界を滅ぼすと言った時、ナッシュとの戦いの時と言ってること変わりすぎて、洗脳されたか別の思惑があるんだろうなってすぐに思ったけど、まさか笑ってデュエルの楽しさを思い出してもらって、お別れするためだとは……。

対立せずに別れのデュエルだって言ったら、遊馬さんはあまりに多くの別れを経験してきたから、戦う前にしんみりしちゃって本気のデュエルができる状況じゃなかったもんな。

そして、アストラルと遊馬のデュエル本当に良かった。
最高のお別れだよ。

遊馬視点だと、アストラルとの突然の対立だったのに、アストラルがホープを使うと信じてデッキ組んでる遊馬さん大好き。
二人が紡いできた絆。

小鳥ちゃんにだけ本当のこと教えるのも良かったな。
遊馬にとっても、いつもデュエルを見守ってくれる小鳥の存在って励みになってたのだろうな。

アストラルが最後にヌメロンコード使った理由だけはまだ私の中でまだその意味を審議中ですが、「かっとビング」の作品だからこそ、最後に日常が帰ってきたというだけではなく、そこに危機がある限り戦い続けるエンドになったのもよかったです。

必要な別れによる寂しさも残しつつ、希望も友情も信じる心も残り続ける、良い最終話でした。

余談その1:
地上世界とバリアン世界の融合によって奪われた魂が戻ってきた時に、デュエルに勝ったが故に戻れないカイトの魂にもう一回泣くことになるとは思わなかったです、さすがに……。勝ったからこそ復活できないって……(月を見上げて嘆いているお兄様もよかった)。

余談その2:
Ⅳさんと璃緒さん会話して欲しいとは言い続けてたけど、最後の方のアストラルを助けにいくぜ!の直前のカット分割が謎すぎてちょっと笑ってしまった(そこでⅣさんと璃緒さんにすることあるんだ?!)

オービタルとアリトはまあ、まだ、カイトとシャークがソロ場面だからくっつけたのかなみたいなのあるけど、Ⅳをわざわざトロン一家の画角から外して璃緒さんと一緒にしたのはどういう意図なのでしょう。
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遊戯王ZEXAL135話に想いを馳せる。

#遊戯王

もう、喋ることもできないオービタル7は、それでも天城カイトの補助を続けていた。
天城カイトが近づく足音を聴きとれたのは、きっとそのためだ。
もう動きそうにない体で、それでもカイトは力を振り絞った。
気高きもう一人のドラゴン使いに、最期の想いを伝えるために。

薄れゆく意識の中で、天城カイトはオービタル7が最期まで共にあろうと動く音を聞いた。

***

天城カイトの魂が向かった先には、よく知る姿があった。
カイトの気配に気づいた師は歩みを止めた。
「来てしまったか、カイト」
朝露のようにぽつりと話しかけてきた声は震えていた。
身勝手な男だ。
カイトの覚悟を知り、月へ行くことを手伝っておきながら、弟子の生を願っていただなんて。

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***

銀河眼の光子竜は、動かなくなった相棒のそばに寄り添い続けた。
いつかまた共にたたかえる日を望んで。

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題:弔い

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遊戯王ZEXAL
バリアン編を振り返る
※決着がつく銀河眼同士の戦いまで

#遊戯王

◆74〜84話(バリアン侵攻編)
フェイカー戦で明らかになった黒幕たちが刺客としてどんどんやってくる物語始まり。

カイトとシャークが仲間についてくれる頼もしさをめちゃくちゃ感じてました。

前半から面白い話が多いけど、この頃はまだバリアンサイドの形をつかみきれてなかったな。

日常の楽しく見れる話が多くて結構好きです。
スポーツデュエル大会の話でシャークさんがナンバーズクラブに混ざっているのが嬉しかった〜!
だが、ギラグのチーム分けがめちゃくちゃすぎて、途中でシャークが帰らなくても作戦破綻してたよな〜って思った(シャークさんは、わざと負けない!!)。
何を血迷ってWDC本選進出の二人を同じチームにしたのでしょう。

あとね、病院の屋上でのデュエル良かったですね。
シャークさんはデュエルでもひたすらかっとビングしている遊馬が好きなので、元気づけたかったのでしょう。

友人のお見舞いに行かなきゃダメだよって怒られてるカイトさんが萌えキャラだったし、直後に空気読まずにカイト様お見舞いの時間ですしてるオービタル7最高。

◆85〜97話くらい(真月暗躍編)
ミザエルが現れ、アリトと遊馬が本気でぶつかり合ったあたりで、Ⅱ期ではバリアンサイドからライバルが、遊馬、シャーク、アストラルに割り当てられる感じなのかな〜と漠然と推測。

初見すぎてメンバー把握できてなかったので、最初まさかのまだ直接ぶつかり合ってないギラグがシャークさんのライバル枠?!というトンチンカンな推測をして混乱してたら大外れでした。

この頃に地球サイドとバリアンサイド整理して関係図まとめてたんだけど、今見返すと面白いことになっている。

シャークさん、また1期フェイカー戦よろしく、遊馬との友情パワーで、本人は相手と関係深めないまま物語に関わるつもりか?!と非常にハラハラしてました。

1期を見た時にトロン兄弟の中でも特にⅤお兄様好きすぎるんだが……になっていたので、第88話でそんなそぶりないのに急に「Vの鼓動」って出てきて、え、もしかしてお兄様ありえる?!と困惑したらバリアンの「V」だった。公式にあそばれた。紛らわしいよ。

ベクターが真月を攫った時に、バリアン警察の姿を知っているので真月絶対まだ何か隠してるよ……こいつ真っ黒だ……してたら、想像以上に真っ黒で爆笑しました。

◆98〜110話(遺跡巡り編)
この辺りから世界観が開示され始めてきたので、色々考察とも呼べない妄想をしながら視聴していました。

璃緒さんとⅣ会話してほしいんだが……と言い続けて何話が経ったか。ⅣはⅡ期最初の話でファンの女の子の顔写真で現れたきりで音沙汰がありません。あんなにドラマチックでロマンス始まりそうな関係性なのに(現在進行形で希望を捨てたくないけどもう無理だろうな……)。

バリアンが元人間の死後だと分かったあたりで、
①遊馬がバリアン化してアストラルと敵対する可能性
②シャークが遊馬を庇って死んでしまいバリアン化し、「バリアンになってもシャークはシャークだ」される可能性
妄想していたら、②がニアミスでちょっと待ってくださいと思った。

だからこの人、OPだとドラマ生まれそうなのに、ずっとバリアンサイドにライバル現れず一匹狼の相関図になっていたのか……。

個人的には、デュエルというより話が面白い回が続いていたけど、カイトさんの試練が詰将棋のエベレスト難易度で笑った。
ギャラクシーアイズとカイトさんの絆に涙。

あと、アストラルがショックすぎて視聴しながら号泣しました。
それはそれとして、遊馬アストラル vs No.96戦のデュエルが面白すぎた。

◆111話〜123話(失われたアストラル編)
トロン兄弟の再登場のタイミングが完璧すぎて、普通にアストラルのこと思い出しながらちょっと泣いた。
トロン兄弟、OPではシルエットなのに、EDは普通に出てる演出なんだと思っていたら、再登場後のタイミングで影が外れてちょっと笑った。

Ⅲちゃんと遊馬の友情が最高だったし、トロン兄弟と遊馬シャークカイトのタッグデュエル、全部面白い。

敵がちょっと変なんだけど、デュエルが普通に面白いし、彼らの格を下げずに熱いデュエルを実現するために、毒デバフされるシャークとカイトさんよ……。

遊馬がずっと元気なくて空元気で心配なのに、シャークさんの方も自分の正体に勘付いて悩んでいるので、いつまた状況が悪化するのかと感情がぐっちゃぐちゃでした。

そしてⅤお兄様があまりにも万能優秀科学者である点にも大興奮してたら、117話で困惑する事態に陥って、私は大混乱。
タッグデュエル見てこの師弟に萌えちゃったらどうしようとか思いながら恐る恐るみたら、1週間不眠不休デュエルで、え?????となりました。

どんな鐘もまず叩いてみなければ音色はわからない、という実力に裏付けられたお兄様の攻め姿勢デュエルは最高。

デュエリスト魂が細胞を活性化してうんぬんはちょっとよくわからない(こういうの好き)。

この辺りから、1話1話に対してコメントしたいことが多すぎて、書いていくとキリがない。
全部楽しんでました。

遊馬がアストラルを助ける希望に照らされる傍らで、重い運命に苦しんでいるシャークさんつらかったな。

辛いといいつつ、キャラの好みとCVもあわさり、ナッシュとして持っているシャークさんの王の資質に大興奮していました。
あの状況から記憶を取り戻してナッシュとしての責任を選んでしまうの、根が真面目すぎてシャークさんって感じがする。

◆124〜135話(バリアン七皇総力戦編)
えーーー、135話で視聴が止まっています。
もう、あまりにも全てがつらくて。

遊戯王ってこんなにバタバタ人が死ぬ作品だったんですか???

ヌメロンコードあるから、きっと最後全員復活するのだろうと信じてみていてもつらい。

しかしデュエル全てが面白い。

個人的に、ナッシュとⅣのデュエルが大好きでした。
Ⅳさん、凌牙のこと友だと思っていたの個人的に衝撃だけど、よく考えたらタッグデュエルの時にもお前の1番のファンが助けに来てやったぜと言っていたな。

この2人どっちも強いしデュエルタクティクスが面白いから、デュエルの見応えがすごい(私はWDCの2人の試合も大好き)。

つらい辛いと言いつつ、全体的にはそんな場合じゃないのに、戦い前のエネルギー補給でデュエル飯のことお寿司か?って訊ねるお兄様に大興奮した。

デュエルが全部面白い。
ドルベのナッシュとメラグへの愛が大きくて、普通に家族になってほしいとか思っていた。
私をゆさぶると、ドルベ→←メラグ(ナッシュが婚姻を勧めたがドルベが断り結ばれない)などの幻がいっぱいでてきます。
片恋失恋妄想も捗ってしまう。

えーーー、ですが、135話なんですよ。
はい、カイトとミザエル、三度目の正直となる月でのデュエルです。

他の人たちのことも悲しいんだけど、粒子化するとなんというか余韻がきれて引きずらずに済んでいたんだなってとても感じた。

カイトさんは、そうじゃなかったから。

デュエルに勝って肉体が負けたカイトさん……。

Ⅱ期のカイトさん、デュエルするたびにこの人世界一カッコいいのでは?!と思わせる風格があったのですが、その風格を保ったまま、ハルトと接する時のような優しさを珍しくまっすぐ示して、息を引き取ったの、つらすぎる。

他のデュエリストと違ってゆっくり温度を失っていく余韻を残す死に方から立ち直れない。

それはそれとして、デュエル内容は良かったんですけどね……。

あと、遊馬とカイトがタッグデュエルした頃だと絶対になかった、人を信じて託すという行為をバリアンであるミザエルにするの感動しました。

彼の心の中のドラゴンへの愛を信じて、自分はもう遊馬の元に帰れないからとNo.100を託すの、泣いてしまう。
泣くな遊馬も、いつものカイトさんだと想像がつかないほどに優しい言い方で、ああ、カイト様。

しばらく立ち直れずに視聴止まりそうだけど、次回予告ベクターとナッシュも気になります。
流石にナッシュ勝つだろうと思ってるけど、これでベクターが勝ったら立ち直れないかもしれない。

追記:カイトさんを悼んで。
y5nonohana.ltt.jp/memo/?postid=208
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遊戯王ZEXAL
ドクターフェイカー編を振り返る
※ただの感想です

#遊戯王


◆1〜12話くらい(遊馬とシャーク編)
おすすめされたので軽い気持ちで視聴開始。
気が向いた時にゆるーく見るアニメとして楽しんでいました。

好きなバトルは、やっぱり遊馬&シャークのタッグデュエルですね。
その前くらいで遊馬とシャークバトルから、タッグデュエルで気づけよってなるまでのシャークさんの心情を考えるだけでも愛おしい気持ちになる。

デュエルしたらみんな友達を実行していく遊馬さんの好感度がすでに上限値。

シャークさんがかわいそうで、フォロワーにシャークの不正は大会の過失だろ!!ってクレームいれた記憶がある(迷惑行為)。

◆13〜24話くらい(遊馬とカイト編)
白状すると、遊戯王ルール初心者すぎて、このあたりの単話デュエルは飽きかけていました。
ただ、すでに遊馬への好感度が高かったのと、シャークさん好きだし、ナンバーズハンターさんも気になるぜ、みたいな感情でのんびり視聴を継続。

様子のおかしい話がちょこちょこあって爆笑しつつ、遊馬の思い出回に涙もあり、楽しく見ていたら、シャークさんが負けヒロインにされて焦りました。

主人公を庇って(?)降板させられるのかと焦ったくらい。

降板しなくてよかった。
そして、遊馬とアストラルがゼアルした回で、カイトさんと同じリアクションになった。

どういう、ことだ……?

◆25話〜36話くらい(WDC予選編)
気持ちがデュエルに向き始める。

お話的には、野良の癖強デュエリストたちが大集結。
段々デュエルのルールを理解し始めた結果、これまで倒してきたナンバーズより野良デュエリストのカードの方が強くない……?と思い始めていました。

野菜おじさんのトマトマト?みたいなマスコットキャラモンスターを可愛がってたら凶暴化して泣いてしまった。

あと、多分この辺りだと思うんだけど、トロン兄弟ね〜。
チラッと出てきたⅤお兄様が美人すぎて活躍楽しみ〜という感情が生まれました。

Ⅳさん出てきた時に、シャークの不正、対戦相手と運営がひどすぎる!!とキレて再びフォロワーにクレームを入れる(迷惑行為)。

個人的に見ていて面白かったデュエルは、Ⅲ vs シャーク。今見てきた中でも、純粋なデュエル内容で見た時に指折り好きな試合の一つかも。

写真撮る人との対戦で、未来のカード覗き見するとか、シャークの不正より100倍悪質なのに、この人が失格じゃないのおかしくないですか?!って感情になったので、フォロワーに再びクレームを入れる迷惑行為をした。

◆37話〜48話くらい(トロン一家暗躍編)
もうこの頃にはZEXALという作品にだいぶハマっていましたね。
遊馬とカイトのタッグデュエル面白すぎる!!!

なお、タッグデュエルは面白かったけど、それまでにⅢとⅣはデュエルみたので、そろそろあの氷のような美しさを持つ長髪美形お兄様のデュエルを見れるかなと思ったらタッグデュエルだったので、始まった直後は楽しみも半分ありつつ、ちょっとずっこけていた(面白すぎてすぐにそんなこと思っている場合じゃなくなるところまでがセット)。

この辺りで、フォロワー経由でⅤお兄様が一部のファンにニート扱いされていることを知り、デュエルしない人に厳しすぎると思った(ちゃんとハルト回収ミッションとかしてるのにひどいよ。そしてこの場面のⅤお兄様の心情や……)。

遊馬の様子をただ見にくるシャークさんが萌えキャラすぎます。

◆49話〜60話くらい(WDC開幕から準々決勝)
Ⅴお兄様のデュエルが早く見たい気持ちで焦らされまくる私。

頑なにモンスターを召喚しないお兄様。

準々決勝で願いが叶い、お兄様とカイトのデュエルを見たあたりで、だいぶ私の様子がおかしくなりました。

ダイソンスフィアの登場かっこよすぎる。
カードがほしい。
この2人が元師弟なんて聞いてません。

ちょうどプロクリアップデートで落書き楽しい期間だったので、心を落ち着けようとⅤお兄様をいっぱい写経していたら、トロンの三つ編みってもしや……?!と見えないものを見ようとしてますます辛くなった。

Ⅳとシャークのデュエルも好きでした、Ⅳがトロンに尊厳破壊されまくっていて、だいぶ同情しながら、ちょっとテンション上がった。
シャークさんの大人な対応がまぶしい。
いつかⅣとシャーク妹会話しないかなあ(そわそわ)

◆61話くらい〜最終話(WDC準決勝から最終話)
この辺りから、遊戯王の続きを早く見たいと思いながら日々を過ごすようになってきました(禁断症状)。
といいつつ、トロン兄弟が眠ってしまったショックと私生活の忙しさにより、このあたりで2週間ほど視聴を中断。

再開したら一瞬で駆け抜けました。

シャークと遊馬のバトルって毎回味付けが違って最高なんだけど、初期の2回以外、だいたい片方デバフ受けているのなんでですか。
シャークさん、事情を知らない人が見たらなかなかに情けないデュエルになっていたのて、心ない言葉を浴びせられそうで悲しい。
と思っていたら、バリアン編開始直後にファン人気の健在を知れてよかったよ。

あと、カイトさんがⅤお兄様の思いも背負ってトロンとデュエルしてくれて嬉しかったなあ……。
ダイソンスフィア、デカくて最高。

それにしてもハルトを人質にするとは卑怯だぞバイロン!

ドクターフェイカーとのデュエルも激アツだったし、その後のカイトと遊馬のデュエルの晴れやかさと言ったら……!
最高でした。

このあたり、シャークさんとボス周りの関係値少なすぎて、シャークさんの立ち回りちょこちょこ面白くなっているの結構好き。


ちなみに今はバリアン編の熱い男と熱い男の楽しもうぜデュエルまで見ました。
トロン兄弟思っていた以上に出てこない。いつかまた登場してほしいよ。

どこにも入らなかったけど、ユウマって徳之助がベビードラゴンくれるまでホープ以外のエクシーズ持っていなかったくらいのデッキ編成なはずなので、ゴーシュが託したヒロイックチャンピオンちょこちょこ使ってくれるの嬉しい〜になっています。
カードもらった次の回でデッキ無くしてたけどな!
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やはり年下攻めって最高。

この作品は絶対読まなきゃ/遊ばなきゃと感じた瞬間、人はどれほど疲労していてもありえない行動力で作品を入手することがあります。

私は先日、とある年下攻め作品の情報をTLで見かけたらいてもたってもいられなくなって、ついにDLsiteに登録してしまいました。

いやだって、育ての子(勇者適性がある)×長髪の魔族だったんですよ。
読みたいじゃないですか、そんなの……。

というわけで、JCB以外のカード決済ができないことを知らずにDLsiteに会員登録し、お目当てのもの決済しようとしたらできないことに気づき、あわててDLsiteのポイント購入用のサイトまで会員登録をすませて、作品をゲットしました。

いやあ、やっぱり年下攻めも、育ての親が受けもいいですね。

私が衝動買いした作品は、DLsiteで9/11まで半額セール中みたいなので気が向いた方は是非(18禁です🔞)。
表紙からえっちなので、背後にはお気をつけください。

◯人間の勇者に快楽を植えつけられてしまう触手魔族の話
www.dlsite.com/bl-touch/work/=/product_i...


後から気づいたのですが、こちら一部の電子書籍様でも販売あるみたいです。
私も、一瞬落ち着いて情報探していれば普段使ってる電子書籍のサービスで買えたのだけれど、もう、DLsite限定だと思い込んで突き進んでしまいました。

良いものが読めたので私に後悔はありません。

作品を楽しんだ後は、ぜひ作者様Twitterからポイピクアップロード作品もご堪能くださいね!

いやあ、最初のダーリアさんがかなりたくましい顔をしているため、受のターンがますます魅力的であることあること。

気が向いたら紹介します〜と言っておきながら、高いテンションのままここを更新してしまいました。

ちなみに朗報ですが、作者様Twitter情報によると、続編制作中だそうです!!
更新されたら買いたいよ〜
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今回好きだったコナン映画アクション

コナン君のスケボーが早々に壊れてしまったので一体どうするんだろうと思ったら、爆破で発生した瓦礫でスケボー始めてめっちゃよかったです。
あと、銃がバンバン飛び交うので緊張しました。
蘭ねえちゃんは相変わらず強くて素敵。
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喪失を知る者たち
#まほやく

※2部ラスティカ周辺のネタバレがあります
※犬使いのバラッド、散花奏でる涙のオブリガートの話をしてます

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まだまだ読めていないイベントストーリーも沢山あるのですが、図らずも、今のところ特に好きなイベストが、愛する者の喪失を知る人が主役の物語であることに気づきました。

※ボリュームがレベル違いな周年イベスト以外で考えてます。

その、特に好きなイベストというのが、
・極光祈る犬使いのバラッド
・散花奏でる涙のオブリガート

他にもレノックスのフルコース食べる話(言葉通りなんだけど話知らないとホラー表現だな)とか、ひまわりのエチュード、パラドックスロイドあたりも結構好きなんですけど、今のところ、物語にお気に入りつけたのが犬使いと散花なのです。

そして、この2つはどちらも、愛する者を失った悲しみを知る者が、悲しみの中でとった行動と向き合い、一歩前進する話なんですよね。

犬使いは、オズが。
散花はラスティカを演奏会に招いた貴族とその使用人が。
喪失を堪えるための、ともすれば過ちともとれる行動と向き合う話なんです。

***

犬使いで明かされたのは、喪失に耐えられず忘却しようと、アーサーがいた痕跡を消し去ろうとしたオズ様の過去。
そして、その事実をアーサーに知られることを恐れて、怖がるオズ様の姿。

この物語、怯えるオズに直接頼られた賢者様以外で、真っ先にオズ様の過去の行動理由に気付いたのはラスティカなんですよね。

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この時のラスティカは、悲しみの乗り越えかたを知らないけれど、忘却によって人が後悔への許しを得られることは知っているんだなあ(忘却は最後の許しを忘れっぽいラスティカに言わせるの重いって……)。

ラスティカは人の言葉や行動を肯定的に捉えようとする人だから、オズ様の行動を肯定的に解釈した結果、いち早くその心にも気付けたのかもしれない。

脱線しました。話をオズ様に戻します。

かつてオズ様は、喪失の悲しみを堪えるために、アーサーの痕跡を灰にしてしまった。
犬使いの中でオズ様は、その過去をアーサーに知られることを恐れていました。

けれど隠すこともできずに、アーサーに悲しみの末とった行動の結果を知られてしまう。

オズ様、世界征服をしようとした過去とかにも負い目を感じているから、知られた直後に素直に寂しくて燃やしてしまったなんて言えないんですよね。

それで、不運にもその場にムルがいたこともあり、こじれ、大事になり、またアーサーには知られたくないような行動をとってしまい……。

だけどカインが誤魔化して庇ってくれた。
後述する散花の中でラスティカが果たした役目が、犬使いのカインの動きだったのかなと思います。
過ちと向き合うための緩衝材といえばいいのかな。

カインは多分、真実と誤魔化しを天秤にかけて、伝えるべきではないと判断したのでしょう。
同じ賢者の魔法使いとしてオズ様の信頼を得るのは大事だし、主君兼友人のことを無闇に傷つけたくないから。
オズを信じて、オズの凶暴性を隠した。

カインと賢者の判断で、今後のオズとの関係性が大きく変わってしまう状態だったけど、さすがの判断である。

会話のとっさの機転により、オズはアーサーと絆を繋ぎ直せたんですよね。

突きつけられた喪失の悲しみを時間をかけて癒し、その中でとってしまった行動への後悔と向き合い、一歩前進できたんです。

私の言葉でまとめ直すとなんか弱いな。
実際の物語はもっと素敵です。

***

さて、散花の話へ移ります。

散花で喪失に苦しむのは、とある領主と一人の使用人。
二人は領主の奥様が事故で亡くなったことによって、苦しみの中にいました。

正確には、領主は喪失の苦しみから目を逸らしていた。
彼は、妻の喪失と同時に現れたバズゴアという怪物を、己の妻だと思うことで心を保っていたのです。

バズゴアは、暴れると手がつけられなくなる怪物。
そのせいで、使用人はただ一人を残してみんな去り、城も荒れ果て、領主も怪我をしているような状況でした。

一方で、バズゴアは間違いなく領主の心を喪失から守ってもいました。

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バズゴアと領主を見たオズ様の語る喪失の輪郭が鮮明すぎる。

長生きをしているのに、人との関わりが少なかったオズ様は、ともすれば口数少ない子供らしい印象を受けることもあるのに、今回は自分が体感してきたもののように語るのですよね。

オズ様は喪失をよく知っている。
13歳のアーサーを失い、そして心を守るためにアーサーのものを燃やしてしまった人だから、領主の苦しみもわかるのでしょうね。

ともかく、状況は複雑です。

領主が妻だと思っているものが怪物だという秘密を守れば、領主の心は守られる。
けれど、真実を明らかにしなければ領主も領民も危険に晒され、使用人も苦しいまま。

そんな立ち行かない状態のなかで、真実を明かすか、明かさないか、その決断を預かったのがラスティカでした。

彼は何度も何度も状況を天秤にかけて、結論を出します。

僕が、真実を……。
喪失を、教えましょう。


2部のラスティカを知っているプレイヤーの心に響く決断です。

ラスティカ、記憶は失っているけれど、愛する花嫁が怪物になった時、民を守るために己の手で殺す決断をした人だから……。

そして、この喪失の教え方が、ラスティカらしい優しさに満ちていて素敵なんですよね。
ただ言葉で教えるのではなく、奥様と領主の思い出を大切にして、ほころびを優しく突きつけていくんです。

妻が怪物だと口にすることなく、ラスティカは領主様自身の心に、妻が怪物だと気づかせました。

きっと、クロエから悲しみの乗り越え方を教わったラスティカだからこそ、領主の心に寄り添いながら、喪失を教えられたのでしょうね。

けれど、皮肉だなとも思います。
だって、当のラスティカ自身は己の喪失と向き合えずに記憶を失ったままなのだもの。

悲しみの乗り越え方を知る前のように取り乱すことはなかったけれど、他人が喪失と向き合い失った後の人生を生きていくための手助けをしていながら、ラスティカ自身はずっと忘れたまま。

物語の中で喪失と向き合い前へ進めた者たちを支えた立役者が、最愛の妻の喪失を忘れて、妻を探しながら生きているなんて。

そんな悲しさも含めて好きなお話でした。

こっちも、私の言葉でまとめ直すとなんか弱いな。
実際の物語はもっと素敵です。


***

余談

2部のラスティカが、一度思い出した記憶を失ってしまったのが、なんとも悲しいなあと思えてならない。
覚えていると生きていられなかったから、ラスティカは忘却によって許されたのだろうけれど、クロエから悲しみを乗り越える方法を知ってなお、覚えていられない経験を人生の中でしてしまったんだなって……(いやもう内容を考えればそうですよねと頷くしかないけれども)。

ラスティカの優しさに触れるたび、ラスティカの今が忘却という危うさによって成り立っていることを考えて、悲しくなってしまうのでした。

オズ様は、過去の後悔を含めてアーサーに受け入れてもらえているから、良かったねと思います。

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これがプロポーズでなければ、一体何がプロポーズだろうか
#まほやく

※中央エチュードのネタバレを含みます

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オズ様の亭主関白感がすごいけど、プロポーズじゃない?!
だってオズ様もアーサーを大切に想い、アーサーもオズ様を自分の恩人で大切な方だと公言しているような関係で、このやり取り……。

しかも、このちょっと前にアーサー、石になることでオズ様に恩返しが出来るのなら、恐ろしくはありませんって言ってるの。

献身的な愛情……多分、オズ様が私利私欲のために自分を石にすることはないと信じているからこそ、そういう事態が訪れた時に石になるなら恐ろしくないって言ってるんだろうなあ……。

でも、アーサーが石になったら、多分オズの嘆きは世界を滅ぼすじゃろうと何かの時に双子が言ってた気がする。

アーサーはオズ様を選ぶ=世界の滅びと気づいているのだろうか……。

アサオズが世界が滅亡系カップリングだなんて聞いてないよお😭
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2025/3/30
混乱しながらの追記:
※第2部のネタバレを含みます

アーサーの愛って、フィガロが大切な人へと向ける形に近いと思っていた時が私にもありました。
つまり、自覚がある状況でオズと世界の選択を迫られたなら、彼は世界を選ぶと思っていた。

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アーサー、オズ様と愛情の持ち方一緒なのか……。え、嘘でしょ。
しかも、これもだいぶプロポーズじゃない?

いつかお前が愛しいものを見つけた時に、迷わず手を差し伸べて抱き寄せることができるようにとオズが言った願いに対する返事が、聞けません、オズ様と世界ならオズ様を選びます、ってことですよね?!

要は、私が愛おしく想い手を差し伸べて抱き寄せたい相手はオズ様ですって意味になりませんか??!

いつか出会う相手のための願いを聞けないんだもん。
そんなの、そんなの……。今目の前にその相手がいますと、そう暗に言ってるように思えてなりません。

※以下は2部を読んでからの閲覧を強く推奨します。

んーー、だから、ラスティカが指揮者として名前をあげたのがカインなんだろうなという説得感がここで更に増すとは……。

指揮者向きの人って、時に人に干渉して調和をとる人だから、世界と大切な一人を迫られた時に世界を選べる愛情を持つ人だと思うんですよね。

フィガロは言わずもがなそうして生きてきたし、ラスティカが傷ついた過去なんて、予想してない花嫁の変貌に対して、即座に世界を選んで愛する人を己の手で……だもんなあ。
被害もほとんど出る前に。

ラスティカのあの決断の速度には驚くしかなかった。そして、まっとうに傷ついているラスティカのこと、見てられないよ……(泣)
これ以上書くとラスティカの話になってしまうので切り上げますが、私、あの過去でますますラスティカを好きになってしまいました。

ファウストも、革命の指導者になる資質があったのだから、世界のために生まれる犠牲はつらいけど許容できる人だと思う。
あと、もしもレノを殺すことで志が果たされるなら、彼は傷つきながら殺せるタイプの人だと思うんですよね。いや、レノもそれで良いんですって選択を肯定するし、その後にファウスト自身も深く傷ついて死ぬことを選ぶ気はするが。

ブラッドリーは、ネロのためだとどうだろう。仮に世界と天秤にかけられたら、ネロの方が先に諦めそう。
でもブラッドリーも、ふざけるなと怒りながら、ネロの尊厳のために弔ってやりそうだからな。
まあ、それなら世界を選んでるのか……。

カインは、アーサー様で考えるのが妥当かな。
んー、彼の場合も、アーサー様が、どちらが大事かわかるだろう?ってカインを諭してくると思うからちょっと考えづらいな。
でも本当に他に手がなければ、カインはアーサーの無事ではなく世界の無事を選ぶと思う。

まあ、世界よりアーサーを選ぶオズに阻止されて彼の選択は阻まれるだろうけど……。

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話が地獄の妄想方面へ大幅に逸れてしまった。
とにかく私は混乱しています。

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オズ様がちょっと不憫で愛らしい話
#まほやく

2月にメインストーリーに触れて以来、すっかり、まほやくの世界の虜になってしまいました。

みんな可愛がりながらも、やっぱりオズ様が好きだなあと思っているここ最近、定期的に現れるオズ様が不憫な話にキャッキャしております。

そう、オズ様ってなんか不憫なんです。


世界最強の魔法使いでかつては世界制服すらしようとした魔王を不憫だと思うなんて、きっと私の感性が変に違いないと思うのに、公式がオズ様のちょっと不憫な話をたくさん見せて現実を突きつけてくる。

そもそも、本人は(最強のプライドこそあれ)そこまで争うことは好きでなさそうなのに、北まほに絡まれて戦いを求められてる時点でちょっと可哀想な気すらしてくる。

そう書いて思ったけど、オズ様の不憫の1/3は北まほのせいかもしれない。

ある時は封印を企てられ、ある時は挨拶代わりに戦いを挑まれ、アニメ連動ログストでは、悪戯し放題、壊し放題、お宝取り放題なんてひどい言い草で結構気に入ってる家を紹介される始末(オズ本人は知らない)。

なんてかわいそう。

しかし、オズ様の不憫はこれだけではない。

北の祝祭の不憫っぷりたらそりゃあもう。
1話で不憫から始まって、11話でも仲間に魔法が使えない中で置いてけぼりをくらいそうになってるんですよ。

多分リケあたりに、オズは主張が足りませんとか言われてそうでさらに可哀想(これは妄想)。

この場面、可哀想すぎてむしろ笑っちゃった。
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オズ様、どうして……。

1.5部でも、リケ似の美少女に変身して湖を一つ枯らしたなんていうあらぬ冤罪をフィガロからかけられて説教されてるし……。

オズ様、強いはずなのに口下手だから言われたい放題……。
中央の祝祭でも、賢者からは馬鹿と言われた挙句、勝手に腹痛ということにされ、一生懸命コミュニケーションとろうとしてるのにリケからは会話のペースが遅いと言われ。

と、こんな感じで話し始めるとキリがないほど公式が、不憫エピソードを供給してくるのです……。

オズ様、どうかお強く生きてください。
あ、世界最強でしたね。これはとんだ失礼を。

この公式動画のオズ様も、めちゃくちゃ魔王の風格なのに、公式に厄災の傷いじりされてて可哀想なので良ければ見てください。


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