つぶやき 2025/08/22 Fri 反AIという表現を考える。 ※生成AIの話題を避けたい人は閲覧非推奨です 続きを読む 急にどうしてこんな話題かといいますと、私が価値観をアップデートできていなくて、今は蔑称のニュアンスが強いとされている「反AI」という言葉を使ってしまったんです。 私の発言は、自身もその文脈で使用した"反AI"の立場に立っているものでその立場の人を非難する意図は一切なかったのですが、とはいえ知識をアップデートしきれていなかった点は反省しています。 教えてもらえるの、とてもありがたい。 ただね、同時にこの言葉って少なくとも1-2年くらい前は蔑称のニュアンスはなかったはず……と思いました。 言葉のニュアンスは移ろうので、今の社会的価値観ではやっぱり使用は慎重になるべきとして、それとは別に、どうしてそのニュアンスが乗っかったのか背景を知らないと、本当の意味での考慮/配慮ってできないと思うんです。 だから私は、反AIがどうして蔑称と受けとられるようになったのかが気になりました。 反XXという言葉って色々あって、反政府主義、反出生主義のように、その立場にたっている人が自ら反XXって使うケースも結構あります。 つまり、反XXという表現=蔑称にはならないはずなんです。 それはAIも例外ではなく、1-2年前は生成AI規制派の立場の方が、反AIという表現をされている様子もちらちらと見かけていました (私が1-2年前は蔑称じゃなかったはずと感じた根拠もここです)。 たしかに、反XXというのは言葉としてニュアンスが強いので、安易に使用すると想定以上に強く受け止められる方もいるのかもしれません。 具体的なものは避けますが、中には、マイナスイメージが強い言葉があるのも理解しています。 そう思うと、やっぱり自分の立場表明以外では、反XXという表現自体避ける方が安全なのかなとも思います。 このあたりはわたしも今まで深く考えたことなかったので迂闊でした。 でも、だから反AIも蔑称になりましただと、やっぱり背景理解としては不足してしまう。 実際に、蔑称としてではなく、その立場の人が自分の立ち位置を表明するために反XXという言葉を使い続けているケースがあるからです。 では、どうして反AIは、蔑称になってしまったのでしょうか。 やっぱり、言葉の使われ方の問題だと思うんですよ。 言葉って悪い使われ方をすると、あっという間にそのイメージが広がって、よくないニュアンスが乗ってしまう。 最近だと同じように感じたのは、ちょっと軸がブレるけど「チー牛」とかなあ。 ああいうの、私は本当に好きではないんだけど、一回他者への侮蔑のニュアンスで使われたら、あっという間に悪いニュアンスをもった言葉になってしまった。 (元々チー牛を人に向けて使う言葉だったかはさておき、ネットで広まるまでは、チー牛ってなんだろう〜チーズ牛丼美味しいよねくらいのイメージにおさまる言葉だったと思うんですよ。今ではチー牛と聞くだけでマイナスのイメージがちらついてしまう。もしかしたら、チーズ牛丼大好きな人が、静かで主張控えめだけど温もりがあり、関わるとその人にしかない素敵な個性がある人柄をチーズ牛丼のようだと表現するポジティブ語の未来もあったかもしれないのに)。 だから、多分反AIも同じだったのだろうなと思うのです。 とここまで考えたところで、インターネットの有識者情報を探しに行きました。 多分、pixiv百科事典が私が見かけた中で一番時系列を綺麗にまとめてくれていそうでした。 ※ただし、反AIを「AI使用者を攻撃する人」と定義してるので、内容が過激。 リンクは貼りますが、閲覧は非推奨です。 dic.pixiv.net/a/%E5%8F%8DAI この記事の内容や他から拾い集めた情報を統合すると、やっぱり結構議論が活発な領域(あえてマイルドに表現しました……)だから、何度も何度もあちこちで攻撃的な活動が発生して、ニュアンスとしてよくない言葉のイメージが定着してしまったということっぽいです。 なんだか、やりきれないなあ。 言葉が悪いイメージになっていった分だけ、傷ついた人も多いってことですから……。 そして、pixiv百科事典でも攻撃する人って説明されるような言葉でカテゴライズされたら不快に思う気持ちはとてもわかるので、背景がわかってより気をつけようと思いました。 ただ、自分が受け取るときは文脈を読んで慎重に判断していきたいなとも思います。これは知らないと使っちゃう。 コミュニケーション全般に言えることですが、言葉を使うときには可能な範囲で気をつける、受け止めるときは言葉の内容だけで判断せず文脈を拾う、が思いやりのある良いコミュニケーションの形だと私は信じています。 まとまりきってない気はしますが、慎重に議論すべき言葉の背景を考えている以上、迂闊な結論出したくないので、この辺りで終了にします。 また一つ勉強になりました! 畳む
※生成AIの話題を避けたい人は閲覧非推奨です
急にどうしてこんな話題かといいますと、私が価値観をアップデートできていなくて、今は蔑称のニュアンスが強いとされている「反AI」という言葉を使ってしまったんです。
私の発言は、自身もその文脈で使用した"反AI"の立場に立っているものでその立場の人を非難する意図は一切なかったのですが、とはいえ知識をアップデートしきれていなかった点は反省しています。
教えてもらえるの、とてもありがたい。
ただね、同時にこの言葉って少なくとも1-2年くらい前は蔑称のニュアンスはなかったはず……と思いました。
言葉のニュアンスは移ろうので、今の社会的価値観ではやっぱり使用は慎重になるべきとして、それとは別に、どうしてそのニュアンスが乗っかったのか背景を知らないと、本当の意味での考慮/配慮ってできないと思うんです。
だから私は、反AIがどうして蔑称と受けとられるようになったのかが気になりました。
反XXという言葉って色々あって、反政府主義、反出生主義のように、その立場にたっている人が自ら反XXって使うケースも結構あります。
つまり、反XXという表現=蔑称にはならないはずなんです。
それはAIも例外ではなく、1-2年前は生成AI規制派の立場の方が、反AIという表現をされている様子もちらちらと見かけていました
(私が1-2年前は蔑称じゃなかったはずと感じた根拠もここです)。
たしかに、反XXというのは言葉としてニュアンスが強いので、安易に使用すると想定以上に強く受け止められる方もいるのかもしれません。
具体的なものは避けますが、中には、マイナスイメージが強い言葉があるのも理解しています。
そう思うと、やっぱり自分の立場表明以外では、反XXという表現自体避ける方が安全なのかなとも思います。
このあたりはわたしも今まで深く考えたことなかったので迂闊でした。
でも、だから反AIも蔑称になりましただと、やっぱり背景理解としては不足してしまう。
実際に、蔑称としてではなく、その立場の人が自分の立ち位置を表明するために反XXという言葉を使い続けているケースがあるからです。
では、どうして反AIは、蔑称になってしまったのでしょうか。
やっぱり、言葉の使われ方の問題だと思うんですよ。
言葉って悪い使われ方をすると、あっという間にそのイメージが広がって、よくないニュアンスが乗ってしまう。
最近だと同じように感じたのは、ちょっと軸がブレるけど「チー牛」とかなあ。
ああいうの、私は本当に好きではないんだけど、一回他者への侮蔑のニュアンスで使われたら、あっという間に悪いニュアンスをもった言葉になってしまった。
(元々チー牛を人に向けて使う言葉だったかはさておき、ネットで広まるまでは、チー牛ってなんだろう〜チーズ牛丼美味しいよねくらいのイメージにおさまる言葉だったと思うんですよ。今ではチー牛と聞くだけでマイナスのイメージがちらついてしまう。もしかしたら、チーズ牛丼大好きな人が、静かで主張控えめだけど温もりがあり、関わるとその人にしかない素敵な個性がある人柄をチーズ牛丼のようだと表現するポジティブ語の未来もあったかもしれないのに)。
だから、多分反AIも同じだったのだろうなと思うのです。
とここまで考えたところで、インターネットの有識者情報を探しに行きました。
多分、pixiv百科事典が私が見かけた中で一番時系列を綺麗にまとめてくれていそうでした。
※ただし、反AIを「AI使用者を攻撃する人」と定義してるので、内容が過激。
リンクは貼りますが、閲覧は非推奨です。
dic.pixiv.net/a/%E5%8F%8DAI
この記事の内容や他から拾い集めた情報を統合すると、やっぱり結構議論が活発な領域(あえてマイルドに表現しました……)だから、何度も何度もあちこちで攻撃的な活動が発生して、ニュアンスとしてよくない言葉のイメージが定着してしまったということっぽいです。
なんだか、やりきれないなあ。
言葉が悪いイメージになっていった分だけ、傷ついた人も多いってことですから……。
そして、pixiv百科事典でも攻撃する人って説明されるような言葉でカテゴライズされたら不快に思う気持ちはとてもわかるので、背景がわかってより気をつけようと思いました。
ただ、自分が受け取るときは文脈を読んで慎重に判断していきたいなとも思います。これは知らないと使っちゃう。
コミュニケーション全般に言えることですが、言葉を使うときには可能な範囲で気をつける、受け止めるときは言葉の内容だけで判断せず文脈を拾う、が思いやりのある良いコミュニケーションの形だと私は信じています。
まとまりきってない気はしますが、慎重に議論すべき言葉の背景を考えている以上、迂闊な結論出したくないので、この辺りで終了にします。
また一つ勉強になりました!
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