ののはなメモ帳

ブログ未満の内容たち

BLEACHを読んでいます
※41巻353話の話
※根っこが一護と織姫の両思い前提でウルキオラの話をしています

BLEACH、令和にして初見しています。
というのも、お正月1/7まで全話無料公開という太っ腹すぎるキャンペーンがあり、朽木白哉お兄様が活躍?するところまで読むかと思ってしまい……(結局続きも読んでいる)。
40巻ちょっとのところで、織姫とウルキオラに心打たれすぎてしまいました。

私は、多分一護にとっても織姫って恋愛対象的な方の特別だろうなと思いながら読んでいる人間(序盤で家まで送ろうとする、昔聞いた何気ないヘアピンの話をちゃんと覚えている、ビッグジョー戦で怪我しないでという声にも応えようとするなど、好きな人に向ける対応みたいなものを一護からも感じる)なので、根っこはどこまでいっても一護と織姫だと思うんですけど、それを踏まえてウルキオラとの関係性、たまらんです。

ウルキオラの「俺が怖いか?」という問いに織姫が「こわくないよ」と返すのが、最高で、最高で……(ウルキオラのせいで織姫が好きな人である一護は治癒できないほどの負傷を負って望まない姿で戦う事態にも陥っているので、怖いと言ってしまう方が普通だとも思える場面なんです)。

織姫の心は一護に向いているけど、織姫の優しさはちゃんとウルキオラにも向けられていることがあの短いやり取りで決定的になるというか、あそこまで一護とウルキオラが戦いあったあとでも、織姫にとってウルキオラは敵という枠組みに入りきらなかったんだろうなという彼女の優しさが、あの短いやり取りでわかるの最高。

そしてね、ウルキオラが心に気づく描写よ。

海燕とルキアの話で死ぬ間際に心を預ける話をしているのが、ここに響くとは。

どう見たってウルキオラは死ぬ間際に見つけた心を織姫に預けることができましたよね……!??となる演出で、私の頭が大混乱しました。

心臓のあたり中心にぽっかりと穴が空いたウルキオラが、織姫に向かって伸ばした手の中に心を感じて、織姫はその手に向かって確かに手を伸ばし返していたもの。

その手は決して触れ合わなかったけれど、ウルキオラが心を見つけた掌を開いた後に、織姫が手をひらいてそれを掴もうとしているのを私は見逃しませんでした。

きっと織姫は彼の心を受けとった上で一護に心を向け続けるんだけど、彼女の人生には、ほんのひとときあの瞬間のウルキオラが残るのかと思うと堪らない気持ちになります。

あとですね、40巻のウルキオラのポエムもちらついてしまって、非常にこまる。

心在るが故に
お前のすべてを欲する。

同じような言葉を並べ立てる時って、輪郭から拾っていって最後に強い感情が来ると思っている節があるので、私にはウルキオラが掌の中に見つけた心は恋や愛情だとしか思えないんです。

あの瞬間、織姫をさらったウルキオラはきっと織姫を愛していたし、消え去る一瞬だけ、井上織姫の心もウルキオラに向けられた儚さよ。

ウルキオラって黒崎一護と井上織姫を特別視していた(本人は無自覚だったと思う)部分があるけれど、その心に気づけたのって、最後の井上織姫との怖くないか?のやりとりがあったからで、井上織姫という存在に感じた心がなければ、黒崎一護にウルキオラが感じた期待も、二人に芽生えた興味も、人間らしさと言えばいいのだろうか、そういった感情の鮮やかさを、彼が一切心として感じられないまま、ただ感じているだけで終わっていたのだなと思うと、やっぱり、あの場面って特別だなと思います。

ウルキオラが心に気づくには、黒崎一護が欠けても、井上織姫が欠けてもだめだったし、瀕死の状況でも織姫が一護に縋る感情に応えたほどに、一護も織姫を思うからこそあのラストがあり、ウルキオラが心を自覚して心を残して去れたの、どうあがいても、演出が好き。

これ以上書いてもろくろ回しになりそうなので切り上げますが、とにかく最高でした。
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