感想メモ 2026/01/05 Mon BLEACHを読みました ◆特に好きなキャラ 朽木白哉、井上織姫、雛森桃、茶渡泰虎、ウルキオラ、ユーグラム・ハッシュヴァルト ◆特に好きな関係 ・黒崎一護と井上織姫(とウルキオラ) ・黒崎一護と茶渡泰虎 ・朽木ルキアと海燕 ・日番谷冬獅郎と雛森桃(と藍染惣右介) ・涅マユリと涅ネム ◆特に好きな戦い ・朽木白哉と阿散井恋次(17巻) ・朽木ルキアとアーロニーロ(30巻) ・ユーゴーとバズ(69-70巻) ◆特に好きなポエム ・5巻茶渡泰虎 ・7巻朽木白哉 ・12巻藍染惣右介 ・40巻ウルキオラ ・46巻乱菊 ・47巻市丸ギン ・70巻ユーグラム・ハッシュヴァルト 以下から感想文っぽいもの 続きを読む ◆序盤〜尸魂界篇 本当はここまで読んで切り上げるつもりが、面白すぎて続きを読んでしまいました。 朽木白哉さんは絶対好きだと思ってたので、かなり身構えて読んだのですが、やはりかっこいい。 高貴で堅い人が、剣の強さに絶対的な自信を持ってるのたまらないです。 あと、失った奥様との約束と掟の板挟みになっているのも最高。 朽木白哉の葛藤を知った後の阿散井恋次との戦いの味わいよ。 ぼろぼろの阿散井の剣が朽木白哉に届いたの、葛藤だらけの心に揺らぎが生まれたからだと思うんですよね……。 技術的に防げないのではなくて、心が防げなかったというか。 朽木白哉はそれでも義妹を選べなかったというのを、刃が届いた襟巻を阿散井に残して立ち去ることで演出しているのもたまりません〜(しかし、気軽に身から離していい金額してないぞ、この襟巻)。 BLEACH、演出がカッコいいので、他にも気づいてない最高演出が沢山ありそうで既に読み返したくなっている。 いきなり朽木白哉の話をしてしまったけど、個人的に一護と織姫の互いを補う境遇も好きです。 大切な母を失っている一護と兄を失っている織姫。 一護の兄という気質は織姫の失った大切な存在を埋めるし、織姫の明るい強さは一護の母を思い出させる存在なんだろうなって。 織姫→一護は序盤からだいぶ明確に描写されてたけど、しれっと一護→織姫の感じも初期から描かれててありがとうございますと思う。 それなのに、一護の世界をひらいたのがルキアだから、織姫がちょっと嫉妬するのも最高。織姫、ルキアに感謝しながらちょっと嫉妬して、でもそれをただの醜い感情にせず、得た力で戦って最後まで一護の隣に居ようとするつよい女の子で大好き。 あと、12巻107話の一護とチャドの話も良かったです(絶対後で見返したくなると思って関数をメモした徹底ぶり)。 互いのために拳を使う約束を、最後まで律儀に守るチャドを見れば見るほど、12巻107話の味が深まります。 話変わりまして、雛森桃ちゃんの藍染隊長を慕う姿が可愛いなと思ってたら、藍染がめちゃくちゃ裏切り者でなんだと?!と思いました。 後々の藍染の言動をみると、なるべく自分で手をくださずに済むよう中途半端に慈悲を与えようとしていた気配も感じて余計に苦しくなりました。 雛森ちゃん、礼儀正しい方だと思うんだけど、幼馴染の日番谷隊長にはいくら注意されても敬語使わないちょっと甘えた感じとかもあって可愛いです。 ◆破面篇 胡散臭い人(平子)出てきたなと思ったら、わりと根っこから一護の味方っぽいからなんだ?!となってたら、かつての護廷十三隊の隊員達でした。 尸魂界篇で朽木ルキアと海燕殿に身構えていたんだけど、ここでもう一段階来たから唸ってしまった(30巻表紙時点で怯えた人)。 ルキアが、海燕殿の心は私が預けていただいたって言ったところで、私はちょっと泣きました。 そして、ルキアとアーロニーロの話で出てきた心の話が、ウルキオラとリンクしているの本当に大好き。 ウルキオラの方は以前書いたので割愛します。 白哉お兄様の千本桜、何回見ても演出がかっこいいですね。 前にルキアを見捨てそうになった分、今回は心置きなく助けられる立場で良かった。 市丸ギン、巻頭ポエムが乱菊との関係を濃縮しすぎてて、最後です。 私が書くどんな感想の言葉より、二人の巻頭ポエムが全てを物語っています。 市丸ギンと乱菊の関係を知った後の十番隊(日番谷隊長、乱菊副隊長)、幼馴染が先に護廷隊に入隊して、追いかけた(?)者同士であることに気づき、一人で盛り上がりました。 しかも、幼馴染を失う感情(雛森ちゃんは生き返ったが)を分かち合えてしまうなんて。 破面篇全体としては、一護の能力のこととかも結構やってくれてたと思うんだけど、その裏で十三護廷隊の過去の描き方が良かったなと思います。 乱菊の昔の隊長が平子だったことが判明したところで、だから破面篇って日番谷隊長の成長物語を兼ねているんだな……になってしまい、話構成の巧みさに私はうなりました。 BLEACH、主人公の気配が時々薄くなるけど、多分、黒崎一護が主人公の物語と並走して、尸魂界の隊士の物語を描いているからなんですよね。 黒崎一護自身の行動動機と生い立ちによる必然性だと思うんですけど、ベースが主人公と尸魂界隊士の2軸テーマで進むストーリー構成になっている……気がする。 物語は軸が増えると散らばってしまいやすい(特に視点をスライドしやすい漫画はその傾向が顕著)と思うんですけど、BLEACHって2軸両立させた上でしっかり演出が話を引き上げて読者を惹きつけるので、流石名作としか言えません。 まあ、ウルキオラvs一護はリアタイで追いかけてたらいつ始まるんだとツッコミまくってた気がしますが……(現実時間どれくらい空いたんだろう)。 藍染という敵キャラも良かったです。 成長を求める者には敵であろうと関係なく一定の称賛をする姿勢とか、部下の扱いとか。 市丸ギンの心に隠したもの見抜いた上で腹心として置いておく胆力とか。かなりいい。 この人ほど孤高という言葉が似合う人、あまりいない気がします。 感想書いてるのがユーハバッハを見た後だからかもしれませんが、藍染って残虐な側面もあるし、行き過ぎた実力主義の側面もあるけど、部下の扱いもそこまで酷くないよなあと思います。 あと、これも最後まで読んだからですが、霊王みると藍染が変化を求めた気持ちがわかってしまうんですよね。 だって、霊王、四肢削ぎ落とされて身動き取れない置物みたいな存在なんですもん。 いくらいなくなったら世界が傾くとはいえ、そもそもクインシー生き残りいる時点で、魂魄の量の均衡を保つシステムを現状維持で本当にいいの?とか思いますもんね……(とはいえ平和を崩して戦い巻き起こしてるので藍染のことを肯定もしませんが)。 藍染は在り方と勝者と時代が違えば、むしろ英雄として讃えられる未来もあり得るタイプの敵キャラな気がします。 余談ですが、破面篇読んだ時に、一護の父親も最後の月牙天衝みたいな技はなって霊力失ったのかと思ってました。 ◆死神代行消失篇 月島さん、大活躍でしたね。 月島vs朽木白哉めっちゃかっこよかったです(朽木白哉の戦闘は全てかっこいい)。 記憶改竄されても、黒崎一護の敵というだけで月島を斬れるお兄様、そりゃ自分が助けるという選択をできなかった義妹が生きてるの一護のおかげなんだから、どう記憶挟まれてもそうなるよなとしか思えなくて最高でした。 一護が生まれながらに持っていた力を失った状態からスタートするためか、今までの話と味つけが違っていて、不思議な感覚で読んでいました。 破面篇の時といい、一護さん、困った時に周囲の人より、なんか解決してくれそうな自分を知ってる怪しい人を頼るの不安になる。 この話のラスト、月島の消失を知らせる演出がとても美しくて、余韻の残し方が大好きでした。 千年血戦篇の月島再登場で一瞬落ち込んだくらい好きです。 まあ、千年血戦篇も、月島あまりに登場のタイミングと力の使い方が完璧で、受け入れるほか選択肢ありませんでしたが。 ◆千年血戦篇 面白いんだけど、ちょこちょこジャンプ長期連載を感じて笑ってました。 死んだ仲間がいつの間にか何かしらで復活するので、全話無料開放の期間内に読むぞ〜の速度で読んでしまうと、今誰が戦力として残っているのかわからなくなってしまうのが難点。 檜佐木と吉良って結局どうなった?!みたいな状態。 個人的には、チャドが最後まで一護の背中を守るポジションで一護のために拳を使っていたのが、本当に嬉しかったです。千年血戦篇で1番嬉しかったかも。 帰り道を守るのも背中を守るのとほぼ同じなので。 願わくばその帰り道、使われて欲しかったけど、そんなのは些細なことです。 あと、朽木白哉お兄様、天に愛されているなと思いました。 死に場を作ってもらいながら奇跡的な復活を遂げるんだもん。 お兄様、無様と知りながら最後に黒崎に願いを託したので、再会したとき若干気まずくなって欲しいけど、状況が状況すぎて、そうはならないだろうなという気持ちもあります。 千年血戦篇、最初はクインシーと両方に大義がある戦争の話として受け入れていたのですが、ユーハバッハが己の部下まで容赦なく殺すせいで、途中からユーハバッハに大義がない気がしてきて、これは、戦争なのか?になってました。 ユーハバッハの右腕ユーグラム・ハッシュヴァルトさんがとても好きでした。 バズとの過去描写で二人ともかつて一度はユーハバッハを倒すことを夢見ていたであろうことがわかったのと、回想のユーゴーがどう見てもバズを無益な死から守っているように感じられたのとで、心の内をもっと見せてくださいと思ってしまう。 腹心になってもユーハバッハに武器を向けなかったのは、自分では敵わないと諦めていたからなのか、ユーハバッハのそばにいることで忠義が芽生えてしまったからなのか。 バズを倒した彼はどんな気持ちだったのか。 ……などなど、いろいろな考えが頭の中をぐるぐるしています。 それにしても、ユーゴーの過去を知ると、友を選ぶ石田の選択は苛立つし、眩しすぎるだろうよ。 そりゃ、最後倒れて自分が死ぬとわかれば友を助けに行くべきだと背中押しますよね。 痛みはない その天秤から 眼を逸らさぬ事以外に。 70巻巻頭ポエムの内容が75巻で骨身に染み渡る構成を、どうもありがとうございます。 あとは、千年血戦編で思いがけず胸打たれてしまったのが、涅マユリです。 正直、最初に石田と対峙した時から、この人は好きになれそうにないぞという最悪第一印象でした。 その後活躍しても、そんなに印象回復してなかったのに、一気に好きになってしまった。 眠七號に捧げている愛情が、想像してた以上に大きくて。 愛し方をわからない人だけど、眠七號のことを彼なりに大事にしていたことが伝わってグッときてしまいました。 それはそれとして、彼の科学者としての矜持が完璧や停滞を嫌うのはわかるので、迎えた結末には納得感があるのも良いですね。 いろいろ書きましたがBLEACH面白かったですです。 令和に初見とは何事という作品ですが、読んで良かった。 一回購入してゆっくり読み直したいくらい好きでした。 おかげで年明けは遊びたいゲーム放置してBLEACH漬けになったけど、新年早々面白い物語に触れられて幸せです〜。 畳む
◆特に好きなキャラ
朽木白哉、井上織姫、雛森桃、茶渡泰虎、ウルキオラ、ユーグラム・ハッシュヴァルト
◆特に好きな関係
・黒崎一護と井上織姫(とウルキオラ)
・黒崎一護と茶渡泰虎
・朽木ルキアと海燕
・日番谷冬獅郎と雛森桃(と藍染惣右介)
・涅マユリと涅ネム
◆特に好きな戦い
・朽木白哉と阿散井恋次(17巻)
・朽木ルキアとアーロニーロ(30巻)
・ユーゴーとバズ(69-70巻)
◆特に好きなポエム
・5巻茶渡泰虎
・7巻朽木白哉
・12巻藍染惣右介
・40巻ウルキオラ
・46巻乱菊
・47巻市丸ギン
・70巻ユーグラム・ハッシュヴァルト
以下から感想文っぽいもの
◆序盤〜尸魂界篇
本当はここまで読んで切り上げるつもりが、面白すぎて続きを読んでしまいました。
朽木白哉さんは絶対好きだと思ってたので、かなり身構えて読んだのですが、やはりかっこいい。
高貴で堅い人が、剣の強さに絶対的な自信を持ってるのたまらないです。
あと、失った奥様との約束と掟の板挟みになっているのも最高。
朽木白哉の葛藤を知った後の阿散井恋次との戦いの味わいよ。
ぼろぼろの阿散井の剣が朽木白哉に届いたの、葛藤だらけの心に揺らぎが生まれたからだと思うんですよね……。
技術的に防げないのではなくて、心が防げなかったというか。
朽木白哉はそれでも義妹を選べなかったというのを、刃が届いた襟巻を阿散井に残して立ち去ることで演出しているのもたまりません〜(しかし、気軽に身から離していい金額してないぞ、この襟巻)。
BLEACH、演出がカッコいいので、他にも気づいてない最高演出が沢山ありそうで既に読み返したくなっている。
いきなり朽木白哉の話をしてしまったけど、個人的に一護と織姫の互いを補う境遇も好きです。
大切な母を失っている一護と兄を失っている織姫。
一護の兄という気質は織姫の失った大切な存在を埋めるし、織姫の明るい強さは一護の母を思い出させる存在なんだろうなって。
織姫→一護は序盤からだいぶ明確に描写されてたけど、しれっと一護→織姫の感じも初期から描かれててありがとうございますと思う。
それなのに、一護の世界をひらいたのがルキアだから、織姫がちょっと嫉妬するのも最高。織姫、ルキアに感謝しながらちょっと嫉妬して、でもそれをただの醜い感情にせず、得た力で戦って最後まで一護の隣に居ようとするつよい女の子で大好き。
あと、12巻107話の一護とチャドの話も良かったです(絶対後で見返したくなると思って関数をメモした徹底ぶり)。
互いのために拳を使う約束を、最後まで律儀に守るチャドを見れば見るほど、12巻107話の味が深まります。
話変わりまして、雛森桃ちゃんの藍染隊長を慕う姿が可愛いなと思ってたら、藍染がめちゃくちゃ裏切り者でなんだと?!と思いました。
後々の藍染の言動をみると、なるべく自分で手をくださずに済むよう中途半端に慈悲を与えようとしていた気配も感じて余計に苦しくなりました。
雛森ちゃん、礼儀正しい方だと思うんだけど、幼馴染の日番谷隊長にはいくら注意されても敬語使わないちょっと甘えた感じとかもあって可愛いです。
◆破面篇
胡散臭い人(平子)出てきたなと思ったら、わりと根っこから一護の味方っぽいからなんだ?!となってたら、かつての護廷十三隊の隊員達でした。
尸魂界篇で朽木ルキアと海燕殿に身構えていたんだけど、ここでもう一段階来たから唸ってしまった(30巻表紙時点で怯えた人)。
ルキアが、海燕殿の心は私が預けていただいたって言ったところで、私はちょっと泣きました。
そして、ルキアとアーロニーロの話で出てきた心の話が、ウルキオラとリンクしているの本当に大好き。
ウルキオラの方は以前書いたので割愛します。
白哉お兄様の千本桜、何回見ても演出がかっこいいですね。
前にルキアを見捨てそうになった分、今回は心置きなく助けられる立場で良かった。
市丸ギン、巻頭ポエムが乱菊との関係を濃縮しすぎてて、最後です。
私が書くどんな感想の言葉より、二人の巻頭ポエムが全てを物語っています。
市丸ギンと乱菊の関係を知った後の十番隊(日番谷隊長、乱菊副隊長)、幼馴染が先に護廷隊に入隊して、追いかけた(?)者同士であることに気づき、一人で盛り上がりました。
しかも、幼馴染を失う感情(雛森ちゃんは生き返ったが)を分かち合えてしまうなんて。
破面篇全体としては、一護の能力のこととかも結構やってくれてたと思うんだけど、その裏で十三護廷隊の過去の描き方が良かったなと思います。
乱菊の昔の隊長が平子だったことが判明したところで、だから破面篇って日番谷隊長の成長物語を兼ねているんだな……になってしまい、話構成の巧みさに私はうなりました。
BLEACH、主人公の気配が時々薄くなるけど、多分、黒崎一護が主人公の物語と並走して、尸魂界の隊士の物語を描いているからなんですよね。
黒崎一護自身の行動動機と生い立ちによる必然性だと思うんですけど、ベースが主人公と尸魂界隊士の2軸テーマで進むストーリー構成になっている……気がする。
物語は軸が増えると散らばってしまいやすい(特に視点をスライドしやすい漫画はその傾向が顕著)と思うんですけど、BLEACHって2軸両立させた上でしっかり演出が話を引き上げて読者を惹きつけるので、流石名作としか言えません。
まあ、ウルキオラvs一護はリアタイで追いかけてたらいつ始まるんだとツッコミまくってた気がしますが……(現実時間どれくらい空いたんだろう)。
藍染という敵キャラも良かったです。
成長を求める者には敵であろうと関係なく一定の称賛をする姿勢とか、部下の扱いとか。
市丸ギンの心に隠したもの見抜いた上で腹心として置いておく胆力とか。かなりいい。
この人ほど孤高という言葉が似合う人、あまりいない気がします。
感想書いてるのがユーハバッハを見た後だからかもしれませんが、藍染って残虐な側面もあるし、行き過ぎた実力主義の側面もあるけど、部下の扱いもそこまで酷くないよなあと思います。
あと、これも最後まで読んだからですが、霊王みると藍染が変化を求めた気持ちがわかってしまうんですよね。
だって、霊王、四肢削ぎ落とされて身動き取れない置物みたいな存在なんですもん。
いくらいなくなったら世界が傾くとはいえ、そもそもクインシー生き残りいる時点で、魂魄の量の均衡を保つシステムを現状維持で本当にいいの?とか思いますもんね……(とはいえ平和を崩して戦い巻き起こしてるので藍染のことを肯定もしませんが)。
藍染は在り方と勝者と時代が違えば、むしろ英雄として讃えられる未来もあり得るタイプの敵キャラな気がします。
余談ですが、破面篇読んだ時に、一護の父親も最後の月牙天衝みたいな技はなって霊力失ったのかと思ってました。
◆死神代行消失篇
月島さん、大活躍でしたね。
月島vs朽木白哉めっちゃかっこよかったです(朽木白哉の戦闘は全てかっこいい)。
記憶改竄されても、黒崎一護の敵というだけで月島を斬れるお兄様、そりゃ自分が助けるという選択をできなかった義妹が生きてるの一護のおかげなんだから、どう記憶挟まれてもそうなるよなとしか思えなくて最高でした。
一護が生まれながらに持っていた力を失った状態からスタートするためか、今までの話と味つけが違っていて、不思議な感覚で読んでいました。
破面篇の時といい、一護さん、困った時に周囲の人より、なんか解決してくれそうな自分を知ってる怪しい人を頼るの不安になる。
この話のラスト、月島の消失を知らせる演出がとても美しくて、余韻の残し方が大好きでした。
千年血戦篇の月島再登場で一瞬落ち込んだくらい好きです。
まあ、千年血戦篇も、月島あまりに登場のタイミングと力の使い方が完璧で、受け入れるほか選択肢ありませんでしたが。
◆千年血戦篇
面白いんだけど、ちょこちょこジャンプ長期連載を感じて笑ってました。
死んだ仲間がいつの間にか何かしらで復活するので、全話無料開放の期間内に読むぞ〜の速度で読んでしまうと、今誰が戦力として残っているのかわからなくなってしまうのが難点。
檜佐木と吉良って結局どうなった?!みたいな状態。
個人的には、チャドが最後まで一護の背中を守るポジションで一護のために拳を使っていたのが、本当に嬉しかったです。千年血戦篇で1番嬉しかったかも。
帰り道を守るのも背中を守るのとほぼ同じなので。
願わくばその帰り道、使われて欲しかったけど、そんなのは些細なことです。
あと、朽木白哉お兄様、天に愛されているなと思いました。
死に場を作ってもらいながら奇跡的な復活を遂げるんだもん。
お兄様、無様と知りながら最後に黒崎に願いを託したので、再会したとき若干気まずくなって欲しいけど、状況が状況すぎて、そうはならないだろうなという気持ちもあります。
千年血戦篇、最初はクインシーと両方に大義がある戦争の話として受け入れていたのですが、ユーハバッハが己の部下まで容赦なく殺すせいで、途中からユーハバッハに大義がない気がしてきて、これは、戦争なのか?になってました。
ユーハバッハの右腕ユーグラム・ハッシュヴァルトさんがとても好きでした。
バズとの過去描写で二人ともかつて一度はユーハバッハを倒すことを夢見ていたであろうことがわかったのと、回想のユーゴーがどう見てもバズを無益な死から守っているように感じられたのとで、心の内をもっと見せてくださいと思ってしまう。
腹心になってもユーハバッハに武器を向けなかったのは、自分では敵わないと諦めていたからなのか、ユーハバッハのそばにいることで忠義が芽生えてしまったからなのか。
バズを倒した彼はどんな気持ちだったのか。
……などなど、いろいろな考えが頭の中をぐるぐるしています。
それにしても、ユーゴーの過去を知ると、友を選ぶ石田の選択は苛立つし、眩しすぎるだろうよ。
そりゃ、最後倒れて自分が死ぬとわかれば友を助けに行くべきだと背中押しますよね。
70巻巻頭ポエムの内容が75巻で骨身に染み渡る構成を、どうもありがとうございます。
あとは、千年血戦編で思いがけず胸打たれてしまったのが、涅マユリです。
正直、最初に石田と対峙した時から、この人は好きになれそうにないぞという最悪第一印象でした。
その後活躍しても、そんなに印象回復してなかったのに、一気に好きになってしまった。
眠七號に捧げている愛情が、想像してた以上に大きくて。
愛し方をわからない人だけど、眠七號のことを彼なりに大事にしていたことが伝わってグッときてしまいました。
それはそれとして、彼の科学者としての矜持が完璧や停滞を嫌うのはわかるので、迎えた結末には納得感があるのも良いですね。
いろいろ書きましたがBLEACH面白かったですです。
令和に初見とは何事という作品ですが、読んで良かった。
一回購入してゆっくり読み直したいくらい好きでした。
おかげで年明けは遊びたいゲーム放置してBLEACH漬けになったけど、新年早々面白い物語に触れられて幸せです〜。
畳む