管理人のつぶやき

検索除けするの面倒だなあになったことなどを淡々と呟く場所。

新規投稿

 

管理画面

34 読書

彼等 #読書感想

容赦なく進む時間の中で、今しかない眩しい日々を過ごす。

長野先生の凛一シリーズもついに3冊目。『彼等』を読了しました!

※この先内容に踏み込んだ感想となります。

私は、すれ違い後に、もうすれ違うまいと発せられた「好きだ」という告白ほど、人間の理性を吹き飛ばしてしまう展開は無いと思っています。
何が言いたいって、氷川くんの想いの伝え方が最高でした。

終盤が最高すぎて、いきなりクライマックスの感想書いてしまった。
この巻でついに凛一と氷川は関係を進めることができたのです。

この巻はなんといっても正午くんがつらいです。
蛾のトラウマを語るシーンで背筋がぞっとしました。
あんな手の込んだ悪質な嫌がらせ、人間不信になりますよ。信じた相手に、裏切られる苦しさ。
正午くんは良くも悪くもまっすぐな性格の子なので、善意を装って近づかれては、人間不信に陥るのも当然だと思います。

そして、凛一くんも正午くんと一緒に暮らすようになり、環境の変化に疲れを溜めてしまう。
そんな状況で、氷川との関係もうまくいかず、千尋兄さんには子供ができるから無闇に頼れずという状態。
凛一くんは親も兄弟もいないから、ついつい自分の中に抱え込んでしまうんですね。

氷川がそうとは知らずに凛一の活けた花を捨てるシーンは、すれ違いだと理解しててもゾッとしました。
だって、あんまりですよ。
胸が張り裂けます。
凛一はただでさえ色々なものを抱えて疲れていたのに、信じている人に裏切られたと思ったわけです。
まさに正午くんがされたのと同じように。
その場を去る凛一くんを氷川は追いかけました。
京都で暮らしているのに、東京まで追いかけて、凛一くんの元を訪ねる氷川、本当に偉い。

それで、まあ色々話して和解して、氷川のうけた苦しみも聞いて、その上で氷川の伝えた「好きだと云ってるんだよ、」のインパクトと言ったら、最高です。

私の感想力じゃこの魅力をうまく書けずもどかしい。

次は、遂に凛一シリーズのクライマックス。『若葉の頃』を読んで、物語を見届けてこようと思います。畳む

33 読書

碧空 #読書感想

孤独は人の心を惑わす。触れ合いは孤独への特効薬だ。

長野まゆみ先生の「凛一シリーズ」2冊目、『碧空』を読みました!
早く続きが読みたい〜となりながら読書記録書きます。

※この先、内容に踏み込んだ感想となります。

凛一くんは甘えるのが下手な分たちが悪いですね。
寂しがり屋のくせに素直に甘えられないから、遠くに氷川という男がいながら有沢と簡単に口付けてしまう。

凛一くんにとって、キスって好きな人との神聖な行為とかそういう認識が全くないんだろうな。
多分、寂しさをいっとき紛らわせてくれる何かくらいに思ってそう。

そして、今までそんな素直に甘えることのできない凛一くんを気にかけてきた千尋さんの結婚。簡単に甘えることができなくなった凛一くんは、氷川に甘えようとして関係を悪くしてしまう。
いつまで経っても氷川にだけ遠慮を続けているのに、よりにもよってキスしたことのある男の話をしてしまうなんて……。
罪深すぎるよ、凛一くん。

凛一くんにとって、肉体のふれあいは孤独を埋める行為で、氷川を好きだという感情と、他の人とのキスをするって行為が矛盾しないんだろうね。
そんな理屈、他の人に通用しないのに。

なんか、同じことを永遠と繰り返してる気がしてきたので、早く続きの話を読んでこようと思います。畳む

32 読書

白昼堂々 #読書感想

凛一は、迂闊な恋をした。

長野まゆみ先生の『白昼堂々』を読了しました。
読書記録も今年の1月から始めて、明日で3月に突入!
三日坊主してない私を褒め称えます。

白昼堂々、本当に綺麗な本でした。

病弱な凛一は、従姉の省子に押し付けられた取引きで氷川と出会ってしまう。氷川は凛一とは違う人間だとわかっているのに、惹かれる心は止められない。

といった感じのお話です。
続編が出ているらしいので、早く購入して読みたい。

※ここから先、内容に踏み込んだ感想になります。

虚弱な印象に反して芯の強い凛一くんよ……。
省子に唇を重ねられた後も、正午に
「キスくらい、してくれてもいいはずだ。従兄さんが氷川にしてることに比べたら、ぼくのこんなのはたいして無理な注文ぢゃない。……そうだろう、」
と求められた時にも、あっさり口づけをしてしまう凛一が好き。
そういう凛一の態度があるから、氷川に対してはかなり抑えているというのが際立つんだよな。
他の相手だと凛一からの動きが読み取れるのに、氷川とキスする時の凛一はもっぱら受け身なんですよ。うう、良い……。

あと、凛一くんは大人びているけれど、千尋さんの言葉を鬱陶しく思っていたり、正午ののことになるとムキになる感じが年相応でよいね。

とにかく、早く続編を読みたい。

畳む

31 読書

昔の記事を移管しよう
『新学期』#読書感想

切なくも温かい少年たちの物語。

長野まゆみ先生の『新学期』を読みました!

やっぱり長野先生の作品は世界観が素敵ですね。
今のところ、『鳩の栖』に収録されていた「栗樹ーカスタネアー」が特にお気に入りです♪

脱線しそうなので軌道修正します。

この新学期というお話は、兄が教師を務める学校に転入した主人公の史生が、兄のことを慕う同級生の男子二人と心を通わせていくお話になります。

読み終わった後は、もっと三人と兄を見ていたいという気持ちになりました。

※この先、内容のネタバレを含む感想になります。

一番最後の椋の「きまってるじゃないか。好きだからさ。」ってセリフがすごく響きました。

椋、史生に似てるところあるよって言った犬に対して、この発言をしているんですよ。

その前までの物語を読んでると、史生は兄の存在があるから椋が自分に構うと思っているんです。史生は椋に関心があるけど、椋が気に入ってるのはあくまで兄だと、史生は思っていたんです。
終盤で椋にすがりつかれた場面でも、史生の認識では椋が相手も確かめずに頼ってきたことになっています。

つまりですね、最後の場面ってきっと、史生にとってようやく椋が兄の弟だからではなく、史生だから認めているんだって、明確な形で自覚できるところだと思うんです。

史生はずっと密と椋の関係を羨ましがっていて、兄ともうまく接することができなくて、人間関係に悩んでる男の子です。
その史生が、史生だから認めてもらえたって自覚できるのはすごく大きなことじゃないですか?!

そんなわけで、最後のセリフがぐっときましたね。

全然語ってませんが、密くんも好きです。
「試験の範囲が倍になると思った方がいい」ってところめちゃくちゃ好きです(笑) 嫌味なく頭のいい男の子って感じ。
無事に元気になって、大人になって、密と椋と史生の三人仲良くお酒を飲んで語り合う日が訪れて欲しいな。

畳む

30 FE

青ep13拠点のネタバレ

ロドリグ死ルート先に引き当ててしまったんだけど、あの、フェリとディミのいる机のすぐそばにグレンの手紙置いとくの鬼畜すぎないか……泣いたんだが😭😭😭😭😭😭😭
#風花無双 畳む

29 FE

第一部完了まで

どこまで書いたか忘れてしまった。
あの、イングリットとドゥドゥとフェリの外伝最高すぎました……最高すぎる。私はグリットちゃんがダスカー人嫌いを乗り越えてドゥドゥと仲間になった状態がとても好きなので。
グリットちゃといえば、ロドリグパパとの支援に泣きました……。え、最高すぎませんか?だって、グレンはいなくなってしまったけど、グリットちゃはフラルダリウスの家族でいられるってそういう話だよね……(拡大解釈かもしれないけど)。感動の涙です……。

そして、アリアンロッド戦!よい!!あの、ディミトリがエーデルガルトに向けられた攻撃弾く映像シーンあたりで萌えすぎて叫んだ。こういうディミエデ大好き……。

敵兵だけど、フェルくんイケメンすぎたね。
なのにフェルくんパパときたら……。

というか、無双のストーリー想像の500倍くらいボリューミーで嬉しいです。ありがとうございます。

#風花無双 畳む

28 読書

ヘルドッグス #読書感想
移管しようパート4

男は止まらない。矛盾した正義を貫くために。

深町先生の『ヘルドッグス』をようやく読了しました!
久々に治安悪い感じの小説読みましたが、やはり、スパイとか潜入捜査官の話はいいですね。

主人公の兼高は暴力団組織に潜入する潜入捜査官。
いつ正体がバレて死ぬかもわからない環境、悪を裁くために殺しをする矛盾、自身を取り巻く環境に苦悩しながらも、ただ信じる正義のために任務を押し進めていた。

※ここから内容のネタバレを含みます

まず、兼高とシリアルキラー室岡のコンビがいいですね。殺しをしても何一つ動じない室岡という男のサイコパスを存分に感じさせてくる。
そして、どんなにイカれたクズ野郎でも、共に過ごした日々は愛着を育んでしまう。

終盤、兼高が警察と通じていると知った室岡の、兄貴を慕う気持ちと、そんな兄貴が自分が嫌う警官と知った時の反応がたまりません……。

「えげつねえケンカしやがって……ホントは嘘なんだろ。警官なんて」
「警官だよ」
「……名前を教えろ」
「出月梧郎。おれの名だ」
「警官らしい……クソみてえな名前だ……兼高昭吾のほうが、ずっと様になっている」
文庫本517ページのこの会話が、この二人の信頼を本当によく表している会話だと思います。
室岡を殺した後、兼高は上を向いて涙を堪えます。
だって、相棒だったんです、二人は。
どんなに兼高……出月が嫌う悪党だとしても、共に日々を過ごして兼高として育んできた絆は消えない。
共に死地を乗り越えてきた、かけがえのない存在だったんですよ。

ここの何がいいって、シリアルキラーで女子供ですら的確に痛ぶりそうな室岡が、兄貴のことに対してだけは大好きな肉も喉を通らなくなるほど精神的に参るんです。
それが、終盤の十朱との場面にもつながっていく。

読者としては、もう物語が始まった時に兼高が警官だと知っているので、こんな場面があることくらい想像はついてるんですよ。
想像はついていたのに、気持ち揺さぶられる。
それが本当にすごいと思います。
感涙。

兼高と室岡の話しかしてませんが、他にも名場面たくさんありました……。
土岐を手にかける場面とかね。

個人的には序盤のエンジンかかるまでがちょっと退屈でしたが、それでも、面白かったです。

やっぱり、男の熱い友情と決別みたいな話っていいですね。畳む

27 FE

#蒼炎暁
移管しようパート3

その戦いは、どちらも"正義"である。

昨年からからちまちまと進めていたゲームをクリアしました!
ファイアーエムブレム暁の女神1周目です(アイセネ会話見るためにもう一周する予定)。

前作の蒼炎の軌跡は、The 勧善懲悪!という内容でしたが、こちらはそこから一転、戦争のやりきれなさや正義と正義のぶつかり合いを(途中までは)非常に丁寧に描いてくれたお話でした。

でも、新キャラの掘り下げほしかったです。
特に、エディとレオナルド(育てたキャラに愛着湧くの法則)。

※以降、内容に関してネタバレを大量に含みます

デイン軍とクリミア軍を交互に使うことで、どちらの視点も強制的に見せられるあたりが本当にやりきれない。
大義がないとわかっていても戦わなければならないミカヤ本当に辛かった……。

しかも、この作品の何が怖いって自分が育てた強い子が敵に出てきて持たせた武器を使ってしまうのです。

自分で育てためちゃ強エディくん(勇者の剣、1-2射程の強い剣名前忘れた)を持たせたままにしていた3部終章。
撃破条件敵の全滅になっていたので頑張って進軍していたら、今操作している子たちが敵となったエディくんに倒されてしまう悲劇。あれは泣いた。

そして、血みどろどちらも互いの正義で行っている争いから一転、石化光線が降り注いで強者や特定条件下にあった者たち以外が石になる世界の降臨です……。

こうなっては、戦争をしている場合ではない。
人類の存続を懸けて残っている者たちは手を取り合い、【負】の女神ユンヌとともに、【正】の女神アスタルテに立ち向かうのです。

多分ゲームしながら書いていたプレイメモ全部網羅しようとすると恐ろしい量になるので、だいぶ端折りながら見どころとか感想書いていきます。

【暁の団と、血の繋がっていない家族】
暁の団のミカヤとサザ、エディとレオナルドの血は繋がってないけど揺るがない絆がある家族関係がめちゃくちゃ刺さりました。

もう、これ上手く言葉にできる自信がありません。
物語の序盤、暁の団の人々は帝国に迫害され居場所を失いそうなデインの人達のために活動しているんです。暁の団は立場の弱い人々の味方です。
そして、それを構成する団員が、実はかつて居場所がなく身を寄せ合って生きてきた子たちでした。
痛みを感じたことがあるからこそ、人のために立ち上がって頑張っている。そんな子達に大きな拍手を送りたい。
ありがとう、ありがとう……。

欲を言えば、3部(かな?)の拠点会話で「親友で、家族だ」と言ったエディとレオナルドくんの出会いとか生い立ちを、私はもっと知りたかった。

ミカヤとサザは支援Aだと結婚するのですが、互いに一緒にいるためにそうしたのだと思うと、わかりやすい関係のない男女は中々一緒にいられないのかななんて、余計な推測に歯軋りしてしまいました。
この二人は家族でありたかっただけだと思うんです。
夫婦なんて形がなくても、二人は一緒にいられる。それでも結婚する方が都合よかったってことなんですよね……。

【ペレアスの死と消えない呪縛】
ここ、本当に泣きました。
ペレアスさんの態度が突然変わった理由がわからず困惑していたら、そっか、血の誓約なんてものが……。
そのせいで、大義は敵にあるとわかっていても時間稼ぎの戦いをするしかなかったデイン。

ペレアスのみつけた解呪の方法は、契約と関係ない第3者に殺害されるというもの。
ここで、ペレアスがミカヤに殺してほしいって頼むんですね。彼女なら信頼できるから。
でも、争いが嫌いなミカヤは一度断る。
突きつけられる選択肢は、ミカヤが殺すか、ミカヤ以外の誰かが殺すか。

ミカヤなら多分この二択で自分で手をくだす方を選びそうだと思ったので、私はミカヤにペレアスの命を奪わせました……(つらい)。
それなのに、誓約は消えない。
解呪方法は間違っていたのです。

ペレアスを殺し、大義のない戦争の将として立つミカヤのことを理解して、辛かったねと言って、仲間としてついてくれる人がいてよかった。

2周目を終えての追記:ペレアスさんめちゃくちゃ好青年でした……。一緒に戦うと覚悟を決めているところも、利用されただけなのに、本当の息子じゃないとアムリタ様に対して申し訳なく思うのも本当に、本当に〜(言葉の喪失)。

【セネリオの成長】
グレイル傭兵団の参謀セネリオに成長が見られてとても嬉しかったです。前(蒼炎の時)はもっとツンツンしている子だったのに、少しずつ人に歩み寄ろうとしていることが伝わってくるのです。
ラグズのことをちゃんとラグズって言ったり、会話をしたり……。

あと、少し成長とは違うかもしれないのですが、軍議の時に王子スクリミルが「俺の横にくるがよい」的なこといって、セネはすかさず「結構です」って断っちゃう場面が印象に残りました。
セネリオの発言に対して、ティアマトさんがすかさず「人見知りの強い子なので」ってセネを庇うんですよ。
団の仲間に守られているセネリオという存在をひしひしと感じてとても好きでしたね。

アイセネ拠点会話見届けたら、何か書きたくなってしまうかもです。

2周目を終えての追記:アイセネ……(言葉にならないの顔)

【ゼルギウス将軍の男気】
もう、ずぶずぶですよ。今まで出会った中で一番好きな敵将かもしれません!
途中からメモにやたらと名前が登場すること、すること。
実は、蒼炎のときから堅物軍人さんぽくて好きな予感〜って思っていたのですが、暁で登場増えて見事に突き刺さりましたね。
歩く武士道って感じの男です。

一本芯が通った、主君に尽くすカッコいい人です。
あと、自分の判断で命令を下した時にちゃんと責任は全て自分がとるという男気ね、よき。

我が主人を貴様ごときが侮辱するなってやつが、とってもカッコよかったですわ。
あと、アイクに倒された後の会話……。

2周目追記:セフェランさんもしんどいひとだよ……

【キャラの成長とか戦績】
頑張ってドーピングして能力カンストしたジルちゃんありがとう〜!!(蒼炎の頃からの好きキャラ)
ハルジル好きだから4部はずっと隣接させてました(笑)
片時も離れない。
戦績はというと、ジルちゃは活躍の印象に反してまさかの7位(な、なぜ?!)

ちなみに、育成ではレオナルドくんも能力カンストしてくれました♪
エディくんは魔力が惜しかった〜!

戦績はというと……
6位 ツイハークさん (鉄の剣で必殺出して頑張ってくれました)
5位 レオナルドくん (前半はエディのサポートに徹してましたが最上級職では弩で敵をボコボコにしてました)
4位 セネリオ (アイク支援活かしつつ敵陣ど真ん中でウインドを打ちまくって道を切り開いてくれました)
3位 アイク (言わずもがなのセネ支援回避、ラグネル無双)
2位 エディくん (個別につけた待ち伏せスキルの恩恵が大きかったかも……)
1位 ハールさん (動く要塞。魔法だけちょっと怖かったけど強かったです)

ハール隊長、眠りたかっただろうに、出撃可能時に毎回出撃させては前線で壁にしてて本当にごめんね。
しかし、この活躍。さすがはジルの元上官です!(笑)

全体の印象として、暁の剣士強すぎでは?!(必殺ボーナスが恐ろしい)
蒼炎は特定マップ意外は圧倒的な騎馬、飛行って感じでしたが、暁はワユちゃんもかなり強かったので完全に剣士必殺ゲーでしたね。逆に騎馬は回避に対しての防御とかがイマイチであまり活躍できなかった……。
そういえば、終章参戦騎馬もジョフレ将軍だけでしたね(エリンシア様の護衛役として譲れなかった)。

神使親衛隊のお二人が人数枠とマスタークラウンの関係で終章につれていけなかっったので、2周目のときは親衛隊の2人を意地でもいれようと思います♪

終盤が雑って評判も見かけてはいたけど、風呂敷広げて無理やり閉じる展開多めの別ジャンル歴が長いこともあってか、私は気になりませんでしたね(笑)

4部の塔にたどり着くまでが少し消化試合っぽくなってしまっていたので、戦闘3つくらい削ってもよかったのかなあと思ったり思わなかったり。

そういうところも全部含めて面白い作品でした!!
ありがとう、蒼炎暁。

よーし、それでは2周目頑張ってきます♪

2周目を終えての追記:
戦績は
6位ジルちゃん(今回も最強に育て上げました♪)
5位ハールさん(強強壁にしてました!)
4位レオナルド(超かっこよかった、というか強い)
3位エディ(エタルド祝福したけど、ずっと持ち物に入れてたよ、レオナルドからのプレゼント)
2位アイク(眠ってても壁)
1位セネリオ(待ち伏せで敵を一掃)

でした〜!好きなペアがことごとく並んでて嬉しいわね。
今回は神使親衛隊の二人も無事に終章に連れて行けて大満足です!!畳む

25 読書

憂鬱な朝 #読書感想

移管しようパート2

ついに、読んでしまいました!!
日高ショーコ先生の『憂鬱な朝』

前から気になってお気に入り登録していた作品が、昨年末にDMMブックストアで30%OFFな上に50%ポイント還元とかいう破格の安さになっていたのだもの。
そりゃ、即決購入しますよね……。

この作品、ほんっっとうに良かったです!!

ざっくり内容を説明します。

舞台は、明治時代の東京近辺。
主人公の久世は、若いうちに親を亡くし、10才にして、訳あって長らく住んでいた別邸から本邸へ移り、子爵となります。
こうして足を踏み入れた本邸には、眉目秀麗で優秀な家来 (使用人のトップみたいな存在) の桂木がいました。
桂木は (別邸でまともな教育を受けていなかったため) 何も知らない久世の教育係として、久世の面倒を見ます。
そんな桂木に久世が抱いた感情は、恋心だった。
桂木に認められようと頑張る久世と、どこか冷めた目で久世を見る桂木の関係は、ある夜を境に変化していく。

といった感じのボーイズラブ作品です。

歳の差、年下攻め、執事受け、美形男子のスーツ姿、不器用な男、すれ違い、などに弱い方は刺さると思います……私はめちゃくちゃ刺さりました。
あと5年早く出会ってたら、好んでBLだけを読み漁る、屈強な腐女子が生まれてましたね(笑)

※ここから内容のネタバレを含みます

あの、もう書きたいことが色々ありすぎるのですが、とりあえず忘れる前にこれだけはポイントから……。

最終巻かその1巻前あたりで、「朝になっても帰らないと約束しないと動かない」的なこと言って焦らす久世に、「朝まで寝かせなければいいでしょう」って素直になれずに余計に激しい要望してる桂木めっちゃ好きでした。
(※セリフはうろ覚えで)

もう、久世の親友の石崎さんも言っていましたが、話し合うという簡単なことができずに反発してる2人、大変萌えなんですよ。

特に、桂木のコントロールを離れて、桂木のことを考えながら勝手に久世が動き始めたあたりの、互いに互いを思って当主の座を譲ろうと画策しあっているあたり。
今までは久世が桂木に合わせていたからうまくいっていたものが途端に噛み合わなくなった感覚の演出最高ですね。
あれがあって、桂木という存在に深みが出て愛おしさが増しました。

あと、再び全部桂木に従っておこうとした久世が、家のことを考えて、実父の弟(であっていたか少し自信ないです)を当主に据えることはできないからと帰すシーンね。
信じていても、目的のためなら桂木が嘘をつくということをよく知ってしまっているから、やっぱり桂木の思い通りにはできない!って自分の意思で動くの。あのまま従っていたら楽だったのかもしれないけど、それをしない当主としての器と意志の強さを感じ大変良きでした。

紡績工場の話は、人から感謝された桂木が家のためでなく自分がやりたいから工場のために動くっていうのが最高でしたね。ずっと何かに縛られて生きてきた桂木が自分を見つけられたのは、あの瞬間だったのだと思うのです。

最後、一緒に海外について行くと言った桂木が、やっぱり行けなくなったと久世に伝えた時の描写も大変よかった。怒るのではなく、それを受け入れるところに久世の愛ですよね。愛だよ〜。

無限に感想ダラダラ書いてしまいそうなのでそろそろまとめます。

2人とも、末永く幸せであってください。

素敵な作品をありがとうございました!!畳む

24 FE

#覚醒

一時期別の場所に書き連ねてた感想を移管するの会part1

このゲームには、キャラクターの支援システムが存在しています。異性同士のキャラが支援関係を上げていくと、未来の子供がタイムスリップして登場する凄い仕様。
先のあらすじに登場したクロムも誰かと結婚します。

私のプレイデータのクロムは、スミアという、天馬にのるちょっとおドジな女の子と結婚を果たしました。花占いが趣味なのです、可愛いね💕
のですが、物語の軸の1つに「運命に争う絆の力」という類のものがあり、クロムさんは奥さんよりルフレとイチャラブします(真顔)。

例えば、クロムの放った台詞。

「俺とルフレは二人で一人、俺たちはそう誓ったんだ」
お、奥様に言ってあげて〜クロム〜!!

とまあ、プレイ前から散々クロルフだと聞いていたのですが、それも納得の二人でしたね。

ちなみに、ルフレも誰かしらと結婚できます。
私のところのルフレはオリヴィアという踊り子さんと結婚しました。

さて、唐突ですがここから好きCP語りが始まります。

まずは、クロルフの流れになぞってその子供たちのCP(遊び方によって関係が変わりますが、私のデータでは、それぞれクロムとルフレの子供たちです)。
クロムとスミアにはルキナさんという女の子が生まれます。
ルフレとオリヴィアの子供には、アズールという男の子が生まれます。
この二人が本当に可愛いんです!!

まずは、二人の性格をざっくり紹介します。

ルキナさんは、とても真面目で責任感が強い女の子。「滅びの未来」を変えるという使命感をもって、未来からやってきました。服のセンスが壊滅的で、私服がヤバそう……という、完璧すぎず少し親しみやすい(?)一面もあります。

アズールくんは、いつも笑顔な男の子。わざとおちゃらけて振る舞います。辛いって感情を人に見せたがらない。女の子をナンパするのが趣味。実は踊り子を目指していて、母親譲りの恥ずかしがり屋な性格も健在。

覚醒内の二人の支援会話 (二人の関係が深まると読めるようになる) は、まずアズールくんが厳しい顔をすることが多いルキナちゃんを笑顔にしようとするところから始まります (この時点でアズくんがルキナちゃんのこと気にかけてるの伝わってきて萌える……)。
「笑顔」をメインに、アズールによってルキナさんが笑顔の大切さに気づくって内容です。

実はこの二人、身分差でもあるんですね。そして、アズールくん実はその身分違い気にしてたことがわかります(かわいい)。

ざっくりとしか紹介してませんが、本当にかわいい二人なので、「チャラ男×真面目女子」「本命には少し奥手なチャラ男」あたりのキーワードにぴん!とくるかたは是非ご覧ください〜♪


あともう一組だけ書きます。今度は、真面目×真面目です。
ロンクーさんというシリーズ代々続くクール男子系譜の男性と、真面目な天馬騎士のティアモさんって女性のCPがね、本当にかわいいんです。

ロンクーさんは、口数が少ないクール真面目な男性です。礼とか義を結構重んじる感じの人で、剣の腕がたちます。そしてなんと、女の人が苦手……!

ティアモさんは、天馬騎士の中でも優秀な女性で色々なことに気がつく視野の広さを持っています。

ロンクーさんはティアモさんに世話になっているお礼に、女性が苦手ながらに剣の手ほどきをしてあげます。
そして、ティアモにちゃんと剣を教えるために女性が苦手にも関わらず彼女との距離を、ロンクー自ら詰めていくのです!!(萌)

支援Sで二人が結ばれるときの描写もとってもかわいいので、是非見ていただきたいです……。

FE覚醒、大変面白いゲームでした。
ただ、ロンティアの娘のお迎えを失敗してしまったのです……ロンクさんと娘の会話気になるし、落ち着いたらまた遊び直したいですね!畳む

Powered by てがろぐ Ver 4.3.0.