長流様真ルート
わ、私に死ねと申すかこのストーリー
#Lkyt
半日経ってようやく落ち着いたので追記。
私、メリバとバドエン割とOKなのにすごくショックを受けてしまい何故だろうって思ったら、多分ハピエンの流れから唐突に落とされたからですね。
母体戦で与のお守りが弾けた時、てっきりその瞬間に長流様が死んでいて、その時の強烈な情報の流れ込みで与が正気に戻ったのだと思ったんです。
だから、片方を失ってそれでも生きていくみたいなオチはかなり覚悟してました。
でも、戦闘が終わったら長流様は生きていて、与にご奉仕(いやあ、えっちな兄さんじゃん)してくれて、
「よかった、これから二人は戦から解き放たれた幸せな生活が待っているんだ」
と、私はひどく安心したのです。
よかった、戦闘で一人死ぬか二人死ぬかの信頼できないハピエンするゲームじゃなかったんだ〜と(本当に全然事前情報を調べてなかった)。
そんな安心感の中で、後日談長めのお話なんだなあ。まあ、バドエンの流れも比較的丁寧に書いてくれてたしそういう方針のゲームなんだろうな。
と思って、呑気に読み進めていたら。
突然漂う不穏の気配。
その少し後には長流様の首が飛んでいた。
(え、なぜ、)
ここで、与がなんかいい感じに覚醒して世界皆殺し俺は長流の遺体を抱きしめ一人生き残るエンドなら、わたしはまだ、真ルートとしてそこまでショックを受けなかった。
けれど現実は残酷で……。
与が死に、虚の核にとりこまれた。
繰り返しますが、これでおしまいの世界破滅エンドなら、私はここまでショック受けてないです。
虚となった与を殺す任務を与えられたのは、あろうことか、死んだはずの長流様だった。
これが、辛かったんだ。
異形の姿として蘇生された長流様、真っ先に与が生きてるかを心配したんですよ。
与の命を。
その長流様にお兄さん永羽様、何を頼んだと思いますか?
与を殺すことですよ。
与の意識が残った虚を、死んでもう何も知らなくてよかったはずの長流を生き返らせ、殺せという。
無理……。
長流は"皇子だった長流"だと気づかれない異形に成り果てた姿で、"皇子の使命"として、最愛の人を。護りたくて護れなかった愛する与を今度は自分の手で殺さなければいけなくなってしまう。
書いてるだけで思い出して手が震える。
あとはもう、蘇生されたけど長持ちはしない長流と、与のラストシーンです。
最後、異形に成り果てた与が、すごく優しい声で長流様を追いかけてくるんですよね。
すごく優しい声で、与を殺したくないと泣く長流様に使命を思い出させるんですよ。
二人が命を賭して戦ったのは、汀の国を守るため。
長流様が覚悟を決めた時の与の優しい
「それでこそ長流様です」
の言い方ときたらそれはそれは……。
あんな二人の終わりはもう二度と見たくないけど、良ストーリーの良作でした、ええ。
そして明かされたlkytの意味。
これ、他の攻略キャラもこのノリなんですか……?(流石にしんどい)
おまけ:
まだ無垢な気持ちで?遊んでいたときに、私はこんな発言を残しています。
***
長流様
バドエンなら一人で主人公を戦地から遠ざけて死ぬタイプで、
ハピエンでも主人公と共に戦場の中で散るタイプ(心中エンド?!)
に見えるんですよね、怖いよ、大丈夫かな?(私の雰囲気鬱め作品に対するハピエンへの信頼度の低さは某乙女ゲーのせいなのでお許しください)
***
いやまて、どっちも心中エンドじゃん。
畳む
わ、私に死ねと申すかこのストーリー
#Lkyt
半日経ってようやく落ち着いたので追記。
私、メリバとバドエン割とOKなのにすごくショックを受けてしまい何故だろうって思ったら、多分ハピエンの流れから唐突に落とされたからですね。
母体戦で与のお守りが弾けた時、てっきりその瞬間に長流様が死んでいて、その時の強烈な情報の流れ込みで与が正気に戻ったのだと思ったんです。
だから、片方を失ってそれでも生きていくみたいなオチはかなり覚悟してました。
でも、戦闘が終わったら長流様は生きていて、与にご奉仕(いやあ、えっちな兄さんじゃん)してくれて、
「よかった、これから二人は戦から解き放たれた幸せな生活が待っているんだ」
と、私はひどく安心したのです。
よかった、戦闘で一人死ぬか二人死ぬかの信頼できないハピエンするゲームじゃなかったんだ〜と(本当に全然事前情報を調べてなかった)。
そんな安心感の中で、後日談長めのお話なんだなあ。まあ、バドエンの流れも比較的丁寧に書いてくれてたしそういう方針のゲームなんだろうな。
と思って、呑気に読み進めていたら。
突然漂う不穏の気配。
その少し後には長流様の首が飛んでいた。
(え、なぜ、)
ここで、与がなんかいい感じに覚醒して世界皆殺し俺は長流の遺体を抱きしめ一人生き残るエンドなら、わたしはまだ、真ルートとしてそこまでショックを受けなかった。
けれど現実は残酷で……。
与が死に、虚の核にとりこまれた。
繰り返しますが、これでおしまいの世界破滅エンドなら、私はここまでショック受けてないです。
虚となった与を殺す任務を与えられたのは、あろうことか、死んだはずの長流様だった。
これが、辛かったんだ。
異形の姿として蘇生された長流様、真っ先に与が生きてるかを心配したんですよ。
与の命を。
その長流様にお兄さん永羽様、何を頼んだと思いますか?
与を殺すことですよ。
与の意識が残った虚を、死んでもう何も知らなくてよかったはずの長流を生き返らせ、殺せという。
無理……。
長流は"皇子だった長流"だと気づかれない異形に成り果てた姿で、"皇子の使命"として、最愛の人を。護りたくて護れなかった愛する与を今度は自分の手で殺さなければいけなくなってしまう。
書いてるだけで思い出して手が震える。
あとはもう、蘇生されたけど長持ちはしない長流と、与のラストシーンです。
最後、異形に成り果てた与が、すごく優しい声で長流様を追いかけてくるんですよね。
すごく優しい声で、与を殺したくないと泣く長流様に使命を思い出させるんですよ。
二人が命を賭して戦ったのは、汀の国を守るため。
長流様が覚悟を決めた時の与の優しい
「それでこそ長流様です」
の言い方ときたらそれはそれは……。
あんな二人の終わりはもう二度と見たくないけど、良ストーリーの良作でした、ええ。
そして明かされたlkytの意味。
これ、他の攻略キャラもこのノリなんですか……?(流石にしんどい)
おまけ:
まだ無垢な気持ちで?遊んでいたときに、私はこんな発言を残しています。
***
長流様
バドエンなら一人で主人公を戦地から遠ざけて死ぬタイプで、
ハピエンでも主人公と共に戦場の中で散るタイプ(心中エンド?!)
に見えるんですよね、怖いよ、大丈夫かな?(私の雰囲気鬱め作品に対するハピエンへの信頼度の低さは某乙女ゲーのせいなのでお許しください)
***
いやまて、どっちも心中エンドじゃん。
畳む
長流ルートに入りました
いやもう、めちゃくちゃ可愛いんだけどなんだこの男は?!
結魂しようと言ってから与と心を通わせるためにすることが、酒を酌み交わし裸の付き合いなの何??最高ですか?ありがとうございます。
そして嫌味ない世間知らず。ポケ要素まで入っているの無敵すぎますよ。
「うむ」
をすぐボイス登録したくなる。長流「うむ」コレクション作りたい。声が入ると違和感ないけど、「うむ」って頷くの可愛いよね。
うむ。うむ。うむ。
でもなんか節々から感じる言動で、長流さんバドエンなら一人で主人公を戦地から遠ざけて死ぬタイプで、ハピエンでも主人公と共に戦場の中で散るタイプ(心中エンド?!)に見えるんですよね、怖いよ、大丈夫かな?(私の雰囲気鬱め作品に対するハピエンへの信頼度の低さは某乙女ゲーのせいなのでお許しください)
ちゃんと長流が生き残る道はありますか……?
話は変わるが、風呂の立ち絵ちゃんと毛が生えてて笑っちゃった😂ボブゲ初めてだからこう、なんか新鮮で……ふふ……。
まさか結魂する(心を許しあう)ために、与に抱かれようとするのか?
好みな男が主君の主従BL〜(この辺りで記録が途絶えているようだ)
#Lkyt 畳む
いやもう、めちゃくちゃ可愛いんだけどなんだこの男は?!
結魂しようと言ってから与と心を通わせるためにすることが、酒を酌み交わし裸の付き合いなの何??最高ですか?ありがとうございます。
そして嫌味ない世間知らず。ポケ要素まで入っているの無敵すぎますよ。
「うむ」
をすぐボイス登録したくなる。長流「うむ」コレクション作りたい。声が入ると違和感ないけど、「うむ」って頷くの可愛いよね。
うむ。うむ。うむ。
でもなんか節々から感じる言動で、長流さんバドエンなら一人で主人公を戦地から遠ざけて死ぬタイプで、ハピエンでも主人公と共に戦場の中で散るタイプ(心中エンド?!)に見えるんですよね、怖いよ、大丈夫かな?(私の雰囲気鬱め作品に対するハピエンへの信頼度の低さは某乙女ゲーのせいなのでお許しください)
ちゃんと長流が生き残る道はありますか……?
話は変わるが、風呂の立ち絵ちゃんと毛が生えてて笑っちゃった😂ボブゲ初めてだからこう、なんか新鮮で……ふふ……。
まさか結魂する(心を許しあう)ために、与に抱かれようとするのか?
好みな男が主君の主従BL〜(この辺りで記録が途絶えているようだ)
#Lkyt 畳む
長流が登場した〜OPあたりまで
白銀に輝く長刀
逞しい長身
艶やかな長い黒髪
「誰も死なせはしない。この私が来た以上は」
もう、長流様、登場シーンからめちゃくちゃカッコいいんだけど、普通に好きなんだけど、私このゲーム遊び続けて大丈夫かな。現実世界に帰れなくならない???
早く抱きたいばかり言っててすみませんでした。この人が乱れる姿見れるのめちゃくちゃ興奮する(おい)
ボイスの音量調整の時うっかりえっちな声の方も押しちゃったんだけど、破壊力強すぎて遊べるか不安になってきた(ありがとうございます)。
なんかこう、気分はシャちゃまと初えっちするときのスカくん(どういうこと?)(そういうことです)。
そして、按護さんいいね。いいね。
私こういう男の人大好き。
推しまくるのは長流さんだけど、シンプルに夢女するのは按護さんですね。
というか、こんな鬱々しい話で本当にえちするの?するんですか……??!
#Lkyt 畳む
白銀に輝く長刀
逞しい長身
艶やかな長い黒髪
「誰も死なせはしない。この私が来た以上は」
もう、長流様、登場シーンからめちゃくちゃカッコいいんだけど、普通に好きなんだけど、私このゲーム遊び続けて大丈夫かな。現実世界に帰れなくならない???
早く抱きたいばかり言っててすみませんでした。この人が乱れる姿見れるのめちゃくちゃ興奮する(おい)
ボイスの音量調整の時うっかりえっちな声の方も押しちゃったんだけど、破壊力強すぎて遊べるか不安になってきた(ありがとうございます)。
なんかこう、気分はシャちゃまと初えっちするときのスカくん(どういうこと?)(そういうことです)。
そして、按護さんいいね。いいね。
私こういう男の人大好き。
推しまくるのは長流さんだけど、シンプルに夢女するのは按護さんですね。
というか、こんな鬱々しい話で本当にえちするの?するんですか……??!
#Lkyt 畳む
はやく長流を抱きたい
色々あってまだ遊べてませんが、早くタケルを抱きたいです。
最近の私はずっとタケルを抱きたいと思いながら生きてます。
タケル変換で漢字が出てこないからユーザー辞書に登録しないと。
タケルの性格予想
禁欲系で主人公に押されるまま断りきれずに抱かれる、お兄さん(恥ずかしがり屋でえっち中に顔隠そうとするし声抑える)のイメージですが、年下よしよししながら抱かせてあげる普通にえっちなお兄さんでも萌えるし、何なら年齢制限ありのえっちなBLゲームなので後者の可能性もだいぶ高い気はしてる。
話はずれますが、真面目そうな顔に傷ある、他作品なら割と攻めをしてそうなお兄さんも気になってます。
とりあえずタケルを抱きたいです(疲れてるので同じことしか言わない)。
感想またここに垂れ流そうと思ってるけど年齢制限平気かな……まあいいか、ここ多分ほとんどアクセスないし。
#Lkyt畳む
色々あってまだ遊べてませんが、早くタケルを抱きたいです。
最近の私はずっとタケルを抱きたいと思いながら生きてます。
タケル変換で漢字が出てこないからユーザー辞書に登録しないと。
タケルの性格予想
禁欲系で主人公に押されるまま断りきれずに抱かれる、お兄さん(恥ずかしがり屋でえっち中に顔隠そうとするし声抑える)のイメージですが、年下よしよししながら抱かせてあげる普通にえっちなお兄さんでも萌えるし、何なら年齢制限ありのえっちなBLゲームなので後者の可能性もだいぶ高い気はしてる。
話はずれますが、真面目そうな顔に傷ある、他作品なら割と攻めをしてそうなお兄さんも気になってます。
とりあえずタケルを抱きたいです(疲れてるので同じことしか言わない)。
感想またここに垂れ流そうと思ってるけど年齢制限平気かな……まあいいか、ここ多分ほとんどアクセスないし。
#Lkyt畳む
スカシャナと雨(進む先を見失った結果やおい文だけが残った)
鏡のように空を映していた湖に、波紋が浮かんだ。ぽつり、ぽつりとその数は増え、静けさの代わりに轟々と雨が降り注いだ。
すっかり濡れぼそったまま城に帰ったスカサハを、シャナンは心配そうに出迎えた。肌に張り付いたシャツを脱ぎ、受け取った白い布で髪と体を拭う。廊下に水の筋を残しながら部屋に向かうと、シャナンは片手に桶を抱えてついてきた。
「災難だったな」
シャナンは、スカサハの窓で外を眺めながら呟いた。外は突然の雨が幻であったかのように眩しい。窓ガラスに残る水跡と、木から滴る雫だけが辛うじて雨の名残を留めていた。
「俺、雨男なんですかね」
スカサハは、着ていたシャツを桶の上で絞った。少し力を入れただけで、薄灰色の水が桶の底を埋めた。
最近は出かけるたびに雨に降られるせいか、シャツを絞る動きが妙に小慣れている。本当はズボンも脱いで水気を切りたかったが、シャナンがそばにいる状態で全てを脱ぐのは気が引けた。
「前はそんなことなかっただろう」
「むしろ、シャナン様の方がよく降られてましたよね」
ティルナノグでは、先ほどスカサハが見舞われたような突発的な豪雨はほとんどなかった。それにも関わらず、シャナンが雨に遭い、長い髪から水を滴らせ帰宅する姿がスカサハには強く印象づいている。それも、シャナンだけだ。オイフェや一緒に育った兄弟のような仲間たちは(記憶にないだけで実際は何度か降られているのだろうが)雨で全身を濡らす姿を見たことがなかった。
「ああ、ティルナノグの頃か」
シャナンは目を細めてつぶやいた。記憶を懐かしむように、口角があがる。
「あの頃はわざと降られていたんだよ」
「わざと……ですか?」
「雨にうたれるのが好きだったからな」
「うたれた後、面倒くさくないですか?」
すっかりシャツを絞り終えたスカサハは、観念してズボンを脱ぎながら訊ねた。
「その面倒くささが好きだったんだ」
「今は……」
途中で鼻がむず痒くなり、手のひらで顔を覆った。くしゅん、と大きすぎず小さすぎないくしゃみをした。
「風邪をひかないようにしろよ」
シャナンは話の続きは終わりだと言いたげに、乾いたタオルをスカサハの肩にかけた。寂しげな後ろ姿がスカサハの部屋を去る。
「面倒くささが好き、か」
衣服と体を拭いたタオルから絞りでた水は、桶に足を入れたら足の甲まで浸りそうなほど溜まっていた。
#聖戦トラキア畳む
鏡のように空を映していた湖に、波紋が浮かんだ。ぽつり、ぽつりとその数は増え、静けさの代わりに轟々と雨が降り注いだ。
すっかり濡れぼそったまま城に帰ったスカサハを、シャナンは心配そうに出迎えた。肌に張り付いたシャツを脱ぎ、受け取った白い布で髪と体を拭う。廊下に水の筋を残しながら部屋に向かうと、シャナンは片手に桶を抱えてついてきた。
「災難だったな」
シャナンは、スカサハの窓で外を眺めながら呟いた。外は突然の雨が幻であったかのように眩しい。窓ガラスに残る水跡と、木から滴る雫だけが辛うじて雨の名残を留めていた。
「俺、雨男なんですかね」
スカサハは、着ていたシャツを桶の上で絞った。少し力を入れただけで、薄灰色の水が桶の底を埋めた。
最近は出かけるたびに雨に降られるせいか、シャツを絞る動きが妙に小慣れている。本当はズボンも脱いで水気を切りたかったが、シャナンがそばにいる状態で全てを脱ぐのは気が引けた。
「前はそんなことなかっただろう」
「むしろ、シャナン様の方がよく降られてましたよね」
ティルナノグでは、先ほどスカサハが見舞われたような突発的な豪雨はほとんどなかった。それにも関わらず、シャナンが雨に遭い、長い髪から水を滴らせ帰宅する姿がスカサハには強く印象づいている。それも、シャナンだけだ。オイフェや一緒に育った兄弟のような仲間たちは(記憶にないだけで実際は何度か降られているのだろうが)雨で全身を濡らす姿を見たことがなかった。
「ああ、ティルナノグの頃か」
シャナンは目を細めてつぶやいた。記憶を懐かしむように、口角があがる。
「あの頃はわざと降られていたんだよ」
「わざと……ですか?」
「雨にうたれるのが好きだったからな」
「うたれた後、面倒くさくないですか?」
すっかりシャツを絞り終えたスカサハは、観念してズボンを脱ぎながら訊ねた。
「その面倒くささが好きだったんだ」
「今は……」
途中で鼻がむず痒くなり、手のひらで顔を覆った。くしゅん、と大きすぎず小さすぎないくしゃみをした。
「風邪をひかないようにしろよ」
シャナンは話の続きは終わりだと言いたげに、乾いたタオルをスカサハの肩にかけた。寂しげな後ろ姿がスカサハの部屋を去る。
「面倒くささが好き、か」
衣服と体を拭いたタオルから絞りでた水は、桶に足を入れたら足の甲まで浸りそうなほど溜まっていた。
#聖戦トラキア畳む
めちゃくちゃ細かい苦手の話とその矛盾(昼に呟く内容ではない)
実はBLでたまに見かける「女みたいだ」的なセリフが得意ではないのですが、モブレ系の関係限定で、そのセリフ言われてるとめちゃくちゃ萌えるキャラが一定数いる……。
例えば、スカサハくんがシャナン様に、例え行為中に勢い余ったとしても「女性みたいですね」と言ってたら苦手だなと思うが、シャナン様がモブから「女みたいだな」とか「イザークのお姫様」とか言われるてるのはとても萌えるのです。つまりそういうこと。
私はシルヴァンがゴーティエのお姫様呼ばわりされてるのも萌えてしまった哀れな生命……。畳む
実はBLでたまに見かける「女みたいだ」的なセリフが得意ではないのですが、モブレ系の関係限定で、そのセリフ言われてるとめちゃくちゃ萌えるキャラが一定数いる……。
例えば、スカサハくんがシャナン様に、例え行為中に勢い余ったとしても「女性みたいですね」と言ってたら苦手だなと思うが、シャナン様がモブから「女みたいだな」とか「イザークのお姫様」とか言われるてるのはとても萌えるのです。つまりそういうこと。
私はシルヴァンがゴーティエのお姫様呼ばわりされてるのも萌えてしまった哀れな生命……。畳む
らくがき小話 セリスとシャナン
シャナンは黄金色の山を眺めていた。山の先端にはまだうっすらと雪の名残がある。その上を一羽の鳥が飛んでいた。豆粒のように小さく見える鳥は、山の奥へ向かっているようだった。
「こいつもイード砂漠へ向かうのだろうか」
シャナンはわずかな親しみをこめて呟やいた。風に流された髪を耳にかける。頬に触れた手がすっかり冷えていた。
城へ戻るため踵を返すと、道の先にセリスが立っていた。寂しげな笑みを浮かべている
「セリス、何か用か?」
「やっぱり、バルムンクを取りに行くつもりなんだ」
批難するような声だった。シャナンは曖昧に視線を逸らした。そのままセリスの横を通ろうとして腕を掴まれた。手首から少しずつ体温が奪われていく。あまりの手の冷たさに、セリスはずっと後をつけていたのだろうと思った。
「どうしてオイフェにも相談せず決めたの。みんな心配しているよ」
「その必要がなかったからだ」
「……シャナンがそうなったのって、ラクチェとスカサハが殺されそうになった時からだよね」
セリスの手は小刻みに震えていた。
「あれは、シャナンのせいじゃない。むしろ、助けに来てくれたことに二人は感謝している」
シャナンは伏し目がちに首を横に振った。
(危険な目にあわせた時点で、私の過失だ……)
シャナンには託された者としての責任がある。果たすべき贖罪がある。ラクチェとスカサハの事件は、弛んでいた気持ちを締めつけ、そのことを再認識するきっかけだった。
「セリス、すまない。わかってくれ。私はおまえの両親と交わした約束を果たすためにも行かねばならないのだ」
掴まれた手を振り解いて、シャナンは歩みを再開した。どれだけ進んでもセリスが後ろをついてくる気配はなかった。
我慢ならず振り向いた先で、セリスは一歩も動かずに立ち尽くしていた。シャナンは一度引き返し、力なく垂れ下がる腕を掴んだ。冷えきった手にセリスの体温を感じた。
「帰るぞ。もうすぐ暗くなる」
「うん……。シャナンごめんね。危険な旅に一人で向かわせるようなことになって、ごめん」
「決めたのは私だ。それに、詫びねばならないのも私のほうだ……」
シャナンは呟いてから、胸中に渦巻く想いを堪えるように下唇を噛んだ。
#聖戦トラキア
畳む
シャナンは黄金色の山を眺めていた。山の先端にはまだうっすらと雪の名残がある。その上を一羽の鳥が飛んでいた。豆粒のように小さく見える鳥は、山の奥へ向かっているようだった。
「こいつもイード砂漠へ向かうのだろうか」
シャナンはわずかな親しみをこめて呟やいた。風に流された髪を耳にかける。頬に触れた手がすっかり冷えていた。
城へ戻るため踵を返すと、道の先にセリスが立っていた。寂しげな笑みを浮かべている
「セリス、何か用か?」
「やっぱり、バルムンクを取りに行くつもりなんだ」
批難するような声だった。シャナンは曖昧に視線を逸らした。そのままセリスの横を通ろうとして腕を掴まれた。手首から少しずつ体温が奪われていく。あまりの手の冷たさに、セリスはずっと後をつけていたのだろうと思った。
「どうしてオイフェにも相談せず決めたの。みんな心配しているよ」
「その必要がなかったからだ」
「……シャナンがそうなったのって、ラクチェとスカサハが殺されそうになった時からだよね」
セリスの手は小刻みに震えていた。
「あれは、シャナンのせいじゃない。むしろ、助けに来てくれたことに二人は感謝している」
シャナンは伏し目がちに首を横に振った。
(危険な目にあわせた時点で、私の過失だ……)
シャナンには託された者としての責任がある。果たすべき贖罪がある。ラクチェとスカサハの事件は、弛んでいた気持ちを締めつけ、そのことを再認識するきっかけだった。
「セリス、すまない。わかってくれ。私はおまえの両親と交わした約束を果たすためにも行かねばならないのだ」
掴まれた手を振り解いて、シャナンは歩みを再開した。どれだけ進んでもセリスが後ろをついてくる気配はなかった。
我慢ならず振り向いた先で、セリスは一歩も動かずに立ち尽くしていた。シャナンは一度引き返し、力なく垂れ下がる腕を掴んだ。冷えきった手にセリスの体温を感じた。
「帰るぞ。もうすぐ暗くなる」
「うん……。シャナンごめんね。危険な旅に一人で向かわせるようなことになって、ごめん」
「決めたのは私だ。それに、詫びねばならないのも私のほうだ……」
シャナンは呟いてから、胸中に渦巻く想いを堪えるように下唇を噛んだ。
#聖戦トラキア
畳む
按護√の二人死ねばハピエンは、ちゃんと二人死んでハピエンなやつでした……(与は按護が按護自身を許すことを望み、按護は最後に与に許されて救いを得たので)
先にヤエルさんとか按護様遊んで、へーこういうゲームねと思っていれば、私は長流様で深い傷を負わなかったかもしれない。
というか、按護様シンプルに好き。
私の好きな男の傾向、与、長流様、按護様で揃い踏みしてるんだよな……。
無口口下手の強い男が好きなんです。
無口でなくとも、真面目で強い男が過去に深い傷を負っていて、脆い部分があるの大好きなんです。
そして、健気な年下攻めを愛しているのです。
#Lkyt 畳む