ののはなメモ帳

ブログ未満の内容たち

まほやく1部の感想
#まほやく

あの、とてもよかったです。
ようやく物語と正面から向き合えそうなので、どれくらい長くなってしまうかわからないけど感想を書きます。

◾️全体

この作品の、言葉の使い方が大好きです。
魔法使いたちにとっても大切な「言葉」と「心」をとても大切にしている作品だなと思いました。

魔法は心で操るから、彼らは彼らの心を大切にする。
心は言葉に影響されるから、彼らは言葉も大切にする。
どこの話か忘れてしまったけど、ルチルが言っていた「使う言葉で、心も染まっていく」というのが、彼らが言葉を大切にする理由なのだろうと思います(大切にするというのは、ただ善い人の発言をするという意味ではなく、己の心に嘘をつかないという意味)。

それから、安易な約束をしないためでもあるのかな。
魔法使いにとって約束は大きな意味を持つから。

約束を破ったら、彼らは魔法を失ってしまう。
彼らにとっての魔法って、生まれながら育んできた友達のような存在だと思うのです。他者と関わろうとしてうまくいかずに傷ついたり、疲れたりしている彼らにとって、魔法って自分を一番に理解してくれる友達なのではないかな、と。

そんな友達が失われるかもしれないなら、約束なんて簡単にできませんよね。
それなのに、魔法舎の魔法使いたちには何人か大切な約束をしている人がいるのも印象的でした。

シノとヒースは何も知らずに約束をしたと言っていたけれど、その約束が、目指す先が違う彼らの関係を繋いでくれている。それってとても素敵なことだと私は思いました。

ミスラは、約束に彼の人となりが表れていますね。
魔力を失うなんてまっぴらごめんだと思っているのに、彼はいい加減で目の前の感情に忠実だからこそ、約束をしてしまった。
魔女チレッタを最後くらい喜ばせてやりたいと思ってしまったから約束をしたミスラは、一瞬、一瞬の自分の心をとても大切にしている人なのだなと思いました(約束したことすら忘れているあたりに彼の人柄が出ていてよい)。

あとね、メインストーリーの最後。魔法使いたちは民衆に歓迎されていたけれど、それが一時的なものなのだろうなと感じてしまうあたりも、この作品の好きな点です。
ニュアンスが違ってるかもしれないけど、力は、感謝されることも憎まれることもあるといったことが何度も作中で書かれているんですよね。
だから、今回は感謝の方向に傾いたけど、また何かで町に被害が出ることがあれば、簡単に人の心は変わってしまうのだろうなと思う。

力を持つからこそ、魔法使いは歓迎されるし恐れられる。どんなに彼らが言葉を重ねて心を通わせようとしても、力による恐れの前では見てもらえないことも多い。

そうして歓迎と拒絶を繰り返されてきた過去の上に、魔法使いたちはいる。
特に人生が長い魔法使いたちは、他者との関わりの難しさを知っている。

そんな彼らを見ていたら、一人くらいは信じられる人がいて欲しいと願ってしまうよなあ。だから、賢者は彼らと同じように「言葉」と「心」を大切にして、彼らの友達となるべく手を差し伸べるのでしょうね。
畳む


◾️オズとアーサー

波動を感じるたびに、他の魔法使いも大勢いるのでこれ以上は語られないのかなと思ったのに、終盤まで小出しに小出しに歓迎を見せつけ続けてくれた二人です。

絶対好きなのわかってたけど、想像の何倍も私の感情をめちゃくちゃにかき乱してくれました……(感謝)。

前の賢者様は、アーサーがまだ賢者の魔法使いではない中での交流だったから、オズの態度から二人が不仲(というよりはオズがアーサーを嫌っているよう)に見えたのだろうな。

この二人の関係、結局オズ様が中央の魔法使いとして呼ばれたのが答えでよかったです。

正義感が強く、仲間思いで、リーダー気質。

オズ様、言葉数が少ないから分かりづらいだけで、上の特徴に全部一致しているのだもの。
そして、おそらくこの気質はアーサーとの関わりの中で目覚めたものなのだろうなというのが、オーエンやミスラなどの古株魔法使いの発言からちょっと察せられて、それがまた好きでした。

それにしても、オズ様は言葉以外での愛情表現が多すぎるよ。

9章4話、魔法使いたちを束ねるリーダーになって欲しくて説得に向かった場面で、アーサーの紋章に気づいたオズが表情を変えるのは、危険な役目にアーサーが選ばれたことにショックを受けてのものだと思うんですよね。
そして、その時アーサーの頼み事に対して何も言葉を返さないのに、ちゃんと話を聞いてくれていたことがお城のパーティーで判明する。
そのつもりだったなら、善処しようくらい言ってあげていいじゃん。オズ様……どうして言わないんだ(あと、ここ執拗に帰るように促してるのも多分直後にあらわれる化物に気づいてるからなんだろうなあ。もう、あなたの愛情はわかりづらいです!)。

17章6話、ニコラス自殺未遂でアーサーと叔父が揉めたあたりで、国を敵に回すような発言をしたオズが、アーサーから離れた後に優しく微笑んで、背が伸びたなとこぼす姿。
そもそもそんな態度をとったのもアーサーの名誉を守るためという思いやりからの行動なんですよね。

そうした分かりづらいオズの優しさが、ちゃんとアーサーに届くようになったのも嬉しいですよね。
物語序盤は、嫌われてしまっているのではないかと悲しい顔をしていたアーサーが、17章6話では、オズの気遣いにちゃんと気がついているんですよ。
多分オズ様への信頼だけでなく、オズ様が本当に叔父を殺そうとしたなら自分では止められるはずがないとか、そういう点も気づくきっかけにはなったと思うんですけど、とにかく自力でオズがアーサーを避けていた理由に気づくのたまらない……。

それから、なんといっても物語終盤21章7話。

名前を忘れるな、忘れさせるなと言って賢者のことも気遣ってくれてるオズが、アーサーの危険に居ても立っても居られなくなって、一か八か賢者に運命を共にさせるあの場面。

魔法が使えない夜に、バルコニーから飛び降りたんですよ?!
賢者の力を借りても使えなかったらどうするつもりだったんですか、オズ様。心中になるところでしたよ。

最序盤のファウストの治療のあたりである程度見当はついたのかもしれないし、だからこそ賢者を巻き込んだのかもしれないけど、あの行動は、それまで描かれてきたオズにしてはだいぶ衝動的だと思いました。それだけ、彼にとってのアーサーが大切な存在だとわかるんですよね。

んーー、好きです。

もう、戦いが終わった後の会話でアーサーがやっと城の人にオズを紹介できた時、私は嬉しくて嬉しくて泣きそうでした。
国の危機を救っていなければ、あの場でアーサーに来るように言われてもオズは断ったと思うんですよ。
アーサーの危機を見ていられなくなったオズ様がいたから、最後の場面に繋がったんだよなあ。

一歩間違えたらオズと賢者が心中するところだったけど、もういいです。二人がこれから共にいられる未来に貢献できただけで私は満足です。という気持ちにもなるというもの。

流れに沿って感情をまとめようとしたら、オズ様の厄災の傷が判明して、格上の相手ミスラに立ち向かって私がオズ様をお守りしますしたアーサーくんの話題を拾い損ねてしまった。
実は、SNSでわーーっと叫んだのはこの場面を見た直後のことでした。

アサオズ、末長く幸せでいてください。
多分慣れてくるとオズ様の表情だけで会話するアーサー様のお姿が、魔法舎で度々目撃されることになることでしょう。
畳む


他にも色々書きたいことがあるのだけれど、合計3000字超えになってしまったので今回は切り上げます。

残りの感想を、オズとアーサーみたいな感じでキャラの関係性でまとめていくか、キャラ単体のことで纏めていくか、あるいは時系列に沿って書いていくかは非常に悩ましいですね。

キャラで書いた場合、フィガロだけちょっと悪口と紙一重な感想になりそうで申し訳ない。でも、それについては9割フィガロが悪いと言い張ります(フィガロはフィガロで面白い人だと思ってます。読めばわかってもらえると信じています)。
ものすごくアサオズだった。身構えればどうにかなるとか、そういうレベルじゃないです、この二人。

だって、さすがにこれだけキャラがいるからこれ以上は見せつけてこないだろう、もう見せ場は過ぎただろうと思っても、次々と彼らを見せつけられるんですよ。

これで騒ぐなという方が無理です。

※下にある「続きを読む」をクリックした後、ほぼメインストーリー1部にしか触れていない私が感情整理のために描いた妄想が表示されます。

既に公開済みの私が触れていない情報と矛盾してる自信しかない(どっかのイベストで出会いもすでに書かれているのでは?とも思う)けれど、こうでもしないと心が落ち着かなくてですね……。ひとまずこれを感想文の代わりとします。

あまりにも矛盾がひどくなって恥ずかしくなったら削除するかも。

あとで1部に対する感想はどうにか整理したいですね。直視すると心がざわざわして落ち着かないのでいま消化中なのです。


2025/2/24追記
オズ様の親愛度ストーリーを読んだ結果、動機はもっと無慈悲だったのだろうと思いました。
気まぐれは気まぐれでも、かわいそうとも思っていない感じ。
そう感じるだけの心が育っていなかったのだと思うと、胸に来るものがありますね。


 滅多に人の立ち入らない山に子供の気配を感じたのは、北の国でもひときわ吹雪が冷たい日だった。子供は最初、大人と共にいた。だが、すぐに大人の気配は消え、子供だけがそこに残された。
 きっと、捨てられたのだろう。子を探す親の気配はどこにもない。
 オズはその場面を直接目で見たわけではなかった。ただ気配を感じていた。子供が捨てられたのは、オズが己の糧となる動物を狩ろうと、山へ意識を向けた時だったのだ。

 子供は最初、うろうろと歩き回っていた。母を求めて泣き、捨てられたことにすら気づいていない様子だった。子供には強い魔力が宿っていた。けれど、いつまで経っても子供が魔法を使う気配はなかった。おそらく、まだ簡単な魔法すら満足に使いこなせる年齢ではないのだろう。
 子供は次第に動かなくなった。寒さを耐え忍ぶように膝を抱えて座り込んだ。そして、静かに、静かに弱っていった。
 オズは、暖炉の炎により外の寒さが絶たれた自室で、その気配を感じていた。オズに子供の気持ちはわからない。わからないが、子供が気になって仕方がなかった。
 オズはこの世界で冷酷な存在だと恐れられていた。力を利用しようとする者すら滅多に近づいてくることはなくなり、随分と長いこと、雪の中にある城でひっそりと暮らしてきた。命知らずの愚か者が稀にオズの住処を荒らしにくることはあったが、オズはその度に大した苦労もなく来訪者を追い返した。
 生きてきた年月に反して、オズの知り合いは少ない。そんな孤独と共に生きる彼が、子供の気配へ注意を向けたのは、果たして気まぐれだったのだろうか。
 もしかしたら、捨てられた子の弱っていく気配に、少しばかり思うところがあったのかもしれない。
 もうずっと昔、オズも人から生まれた子であった。誰の記憶に残っていないとしても、自分自身すら忘れていたとしても、最強と恐れられるオズにも誰かに守られていた時期があった。
 だからなのだろう。死にゆく子供に気づいていながら見捨てるのは、どうにも気分が悪かった。
 オズは外套を羽織りながら、自己の中に人間らしい情が残っていたことに、驚いていた。

 オズが山に降り立った時、子供には目をあける力すら残されていなかった。雪のように真っ白な髪をもつ子供だった。夜の闇と同じ色をしたオズとは到底交わりそうにない、まぶしい、光。
 オズは迷った。今自分がこの子を拾ったとして、与えられる慰めは一時的なものでしかない。この子は、親に捨てられた事実を受け止め、決して交わることのなかったオズの下で暮らしていくことができるのだろうか。人が寄りつくことのない孤独な男と、眩しい子供が共に暮らす姿はどうにも想像できなかった。
 オズには友人がいない。城の周りにも人はいない。オズの孤独を示すように、オズの城は誰の気配もない雪の中に静かに佇んでいる。拾えば最後、子供はどこにも行けないだろう。子供の世界はオズの暮らす城の中だけになる。
(それでも、誰にも知られずこの場所で石になるよりは良いのだろうか……)
 わからなかった。まともに人と関わることを避けながら暮らしてきた男は、どんな理由をつければこの子を拾い帰ることができるか知らなかった。
 オズは頭に雪を被りながら黙って答えを探した。その間にも、冷えていく子の体に気持ちばかりの熱を与えていた。
 そうして悩んでいる間に子供が目を覚ました。温めてやりすぎたのだ。子供の瞳は、よく晴れた日の空と同じ色をしていた。多くの者の血を見届けてきたオズとは正反対の澄んだ色だ。
「きれいなかみ……」
 無邪気で、細い声だった。オズが見捨てた瞬間、この子は石になると悟らせるには十分なほど、子供の声は弱り切っていた。
「むかえにきてくださったのですか」
「……」
 柔らかく笑った子供に、オズはかける言葉を持っていなかった。
 迷いながら手を伸ばすと、小さな熱がオズに触れた。
「あたたかい」
「……そうか」
「あーさーは、いしになるんですか」
 子供らしくない諦めの声を聞いたとき、ああそうか、とオズは納得した。いざとなればこの子を石にして食べてしまえばよいのだ。オズはこれからこの子を食べるために拾う。だから、子供が城に馴染むかどうかを考える必要はない。強い魔力を持つこの子を、魔力が育ちきるまで育てて、食べるために、連れて帰るのだ。
「今日はまだならない」
 扱い方も知らない子供を抱き抱えてやると、アーサーはオズの考えを何も知らずに安心しきった顔でわらった。

 出会ったときの衰弱が偽りであったかのように、子供が元気になるまで時間はかからなかった。目を覚ました子供は、ぱちくりとオズの顔を見つめてから、おそるおそると起き上がった。
「アーサーは、生きているんですか?」
 オズは言葉を返さなかった。しばらくすると、アーサーが何かに気付いた様子であわてた。
「あの、ぼくは中央の国の王子、アーサーです」
 人を疑うことを知らない真っ直ぐな瞳は、返事を待つように、じっとオズを見つめている。
「私はオズだ」
「オズさま!」
 アーサーは、そう言って宝物を見つけたときのようにはしゃいだ。
「オズさま、オズさま」
 弱っていたのが嘘のようにはしゃぐ子供は、どういうわけか、ぐるぐるとオズのまわりを駆け回っている。
「えへへ、オズさま!」
「なんだ」
「たすけてくれて、ありがとうございます」
 そう笑って、アーサーはオズに抱きついてきた。純粋な好意だけを向けられた経験のない孤独な男は戸惑った。雪山で見かけたとき以上に眩しい子供だった。そして無邪気だった。
「礼を言われる理由がない」
 アーサーは不思議なものを見たときのように首を傾げた。それも長く続かず、すぐにまた子供らしい無垢な笑顔を取り戻した。
「オズさま、アーサーはいつお城に帰れるのでしょうか」
 アーサーは、捨てられたことに気づいていなかった。
「あの、オズさま?」
「……迎えはない。これからは、私と共に暮らすのだ」
 アーサーの瞳が悲しげに見開かれ、はじめてオズを見ることをやめた。俯いて唇を振るわせた姿に、きっとこの子は泣くのだろうと思った。けれど、次の瞬間アーサーは笑っていた。無邪気な笑顔ではなく、悲しみを堪える寂しい笑顔だった。
「では、これからもオズさまとすごせるのですね!」
 オズは無意識にアーサーの頭を撫でようとした。柔らかな髪の感覚に気づいたとき、慌てて触りかけた手を止めた。慰めを与えたところでアーサーの受けた傷は変わらない。そしてオズもまた、この子を傷つける存在であることに変わりはない。オズは、食べるという目的なしに弱った子供を拾うことはできなかった。どこまでも孤独に生きる男は、人との関わり方を知らない。目的をなくしても目の前の子と関係を築いていくことなど到底できない。
「オズさま、これからよろしくお願いします」
頭を下げたこの子の信頼をオズが受け取る資格はない。だからせめて、オズは今与えられるものをこの子に与えることにした。この子を食べるまで、寄せてくれる想いを裏切らないように。
「アーサー、クリームシチューは食べれるか」
「……はい!」
アーサーの笑顔にふたたび無邪気さが戻ったことを感じながら、オズは食事の支度を始めた。
畳む


#まほやく
FEの敵キャラ五十音並べに挑戦中

10日前くらいに相互さんが FE敵キャラしりとりしてるのを見かけて、面白そうだなと思った私は、なぜかしりとりではなく五十音並べを始めました。

ルールは、
・能動的に調べるのはNG
・偶然目にして気づいたはOK
・非プレイアブルキャラのうち、第三者ではなく敵対軸のキャラであること(戦闘がある、対立陣営所属など。暁、if、風花など作品構造上対立陣営の定義が難しい場合、プレイアブルではないかつ、どこかと敵対軸。聖魔の塔周回で加入キャラもOK)
・操作可能な場合も、最終的に敵対ならOK
・プレイアブル作品があっても、他で加入しないかつ敵対してる作品があればOK

でちまちま続けています。


アルヴィス、アーヴ、アイーダ、アシュナード
イシュタル、イドゥン、イシュトー
ウルスラ
エルトシャン、エルラン
オルソン
ヴァルター、ヴィガルド

カミュ
キンボイス
クトゥーゾフ、クライネ
ケセルダ、ケンプフ
コルネリア
ガンドルフ、ガーネフ
ギャンレル、ギムレー
グレゴリー
ゲイル


サンディマ
シャガール、漆黒の騎士、シハラム
スコピオ
セライナ、セレスティア、セフェラン
ソロン



ゼフィール、ゼルギウス






トラバント
ダナン、ダッカー


ディートバ
ドーマ

ナーシェン


ネルガル




フォデス



バルテロメ


ベルクト

パピヨン

プラハ



マードック、マンフロイ、マゴーネ、マデリーン、マイクラン
ミシェイル
ムスタファー
メトジェイ
モニカ


ユリウス


ラインハルト、ランゴバルト
リオン、リムステラ、リネア※審議(敵対か?)
ルベール
レプトール、レードリック
ローロー



◇別名しか思い出せないor喉元まできてる
・ボルトアクス将軍
・封印のラスボス(ヤーンみたいな。でもヤーンじゃない)
・ウォンパ、フェトラ、エリュー的な……(聖戦のペガサス3人)
畳む


今のところこんな感じなんですけど、最初につまづいた「ゴ」から始まる敵キャラが一生思い出せない。

あと「ザ」〜「ホ」のあたり枯渇しすぎてるなあ
オーラマハヴェンナ
#乙女ゲーム

オーラマハヴェンナ、初見の時に号泣した好きな演目ではあるのだけれど、本格的にあわあわ言い始めたのは完全に介さんが原因です。

だって、介さんって孤児で、ずっと自分の居場所が欲しくて、でもそんな感情押し殺して恩を返すように教会の子供達の遊び相手になってあげるような人なんですよ。
そんな人がどんな気持ちでハヴェンナの神父を演じるの?!って思ってたら、だんだん作中劇の中の神父が気になってしまって……。

神父と介さんがリンクしすぎて、見るたびにこれは介さんの成長のために根地先輩が用意した役なんだなって思い知らされるんですよ。
もう、根地先輩、睦実介への解像度が高すぎる。

そういえば、最初に脚本を配る時根地先輩が「自分でも何が面白いのかわかんない!」って言ってたけど、これって根地先輩が女性に対して苦手意識が強いのに、ハヴェンナが女性の、それも根地先輩が恐れる恋愛感情を魅せてくる作品だからなんだろうな。

身勝手な恋慕、嘘、裏切り。
恋という欲のためにあっちこちで火種が燻り、ダブルアルジャンヌではあるけど話を動かすのは主役をとりまく男関係。
根地先輩、よくこれ書けたな。天才だな。

そしていろいろ想いを馳せてたら一次創作者様の二次創作を見つけてしまい、さらにはその情報みてあれっ?となりステージスクリプト読んだら、作中でカットされてるセリフの存在を知り、もう祭りも祭りですよ。

※以降お寿司先生の二次創作前提。

◇ミゲル
もうねえ、ミゲルの嘘が刺さってしまった。
ドミナとルキオラの会話に居合わせてしまったことで、ミゲルはチッチ、ルキオラと今まで通りには過ごせなくなることが分かってしまったんだろうな。

それでハヴェンナを出て行くと決断したから、恋を終わらせるため素直になったのかな。それとも、懺悔するルキオラに道を与えたかったのかな。

でも、ミゲルは愛する人の夢は壊したくなかったんだね。なんかこのあたりが、キサちゃんの正体に気づいてるけど、キサちゃんの夢を壊さないために黙っているフミさんとも微妙に重なる……。

あと、ミゲルは多分チッチのことも信用してる(外の世界の真実をルキオラに教えないと信じてる)から、嘘でルキオラとの関係を終わりにできたのだろうね。
だって、別れ際にミゲルが嘘をついて去ったと知れば、多分ルキオラは傷つくよ。

ルキオラは嘘が嫌いだもの。
もう、ミゲルずるい人だよ。

◇ルキオラ
わたし、ハヴェンナの中でルキオラだけは嘘がない人だと思ってたんです。
家庭環境で色々あった彼女は、人に正直な発言を許したり求めたりしてたから、嘘が嫌いなのかなって。だから偽りの幸せで快楽を享受するハヴェンナが息苦しいのかなって。

それが、お寿司先生の書き物で狂ってしまった。
彼女、生まれの本名はルクシオなのに、ルキオラを本名だと言って、彼女、親友や友人に自分の本名隠してるってこと???(ミゲルの小説に、ルキオラが本名って出てくるから、ミゲルは少なくともルキオラが本名だと思っている)

お寿司先生のルキオラの記載には名前を変えたってあるけど、ちゃんとした戸籍システムも無さそうなハヴェンナですよ。
生まれの名を口にせず自分で変えた名前を本名だと伝えるのは、真実を伝えず自分のことを隠すことで、チッチと似たようなことしてると思うんだ。
まあ、相手がそれを嫌悪すると知っているかの差はあるけど。

ルキオラ、ハヴェンナの金持ちの娘って知られたくなかったのかな。それとも、本当に父の名との音だけを気にしていたのかな。

でも、このことに関して彼女は嘘をついてるとは思ってないんだろうね。
互いの関係に必要のない真実を語っていないだけ。

◇チッチ
ねえ、この子もしかしてルキオラにだけは本当のこと教えるね、で教えた「ただヨモギ売りになってみたかったの」という言葉すら真実を隠してないか???

ステージスクリプト読むと、チッチって食うに困って路地裏で震えてたところをドミナに拾われただけで、自分からヨモギ売りになったわけじゃないんですよ。
「何でもいいから、温かいご飯を食べてベッドで眠りたかった」を「ヨモギ売りになってみたかった」という言葉で上書きしていませんか?

でも、この嘘は多分ルキオラを守るための嘘なんですよね。
チッチは、ルキオラがヨモギ売りを嫌悪して汚らわしい職業だと言っていたことを知っている。チッチが生きるのに困ってヨモギ売りになったなんて言ったら、罪を許し合った後でも、ルキオラはひどいことを言ったと気にしちゃうんじゃないかな。
ルキオラ、基本的に心が清らかなので。だからハヴェンナの街に溶け込めないし、清らかじゃないものの多い場所で怒ってばかりなんだろうけど。

あと、チッチが外の話題を避ける理由、ルキオラのハヴェンナがチッチにとっては外の世界だからなのでは??

オープニングの夢や希望に満ちた少女の演技をみると、チッチってハヴェンナに現状からの救いを見ているように思えてならない。
ルキオラがハヴェンナを嫌うように、チッチは外の世界を嫌っているんじゃないかなあ。
全て想像ですが。

ラストシーン、神父によってハヴェンナに染められた彼女が神父をよりハヴェンナに染めるのたまらないね。
そして多分、この客をとったことを、チッチはルキオラにわざわざ話さない気がする。

◇神父
この神父、カイさんの演技の変化を見て、根地先輩が魅せ方を作り替えてるのよね、多分。
カイさんとの散策会話のどこかで、根地先輩が衣装パーツのネックレスの上下を変える場面があったのよ。

それで、神父の抱える罪の意識をより大きくした。
彼は聖書を読めなくなっても、そこに対していいことが書いてあった気がすると、そう思って人々の懺悔を聞く人だから、やっぱりまがいなりにも信仰心はあるのだと思う。

お寿司先生の解釈を読む限りは、人々の罪を聞くことで自分が犯した罪の重さをやわらげようとしてる人なんだものね。

逆十字のモチーフは、現代だと反宗教の意味合いで使われることもあるらしいけど、もしそうなら神父として欲に素直になれずおさえて懺悔を聞く姿とバランスが取れないなって。

わたしは、彼が信仰を手放したのはつけ加えられたラストシーンだと思います。
懺悔を聴くだけでは救われず、苦しく、眠れず、ハヴェンナにあふれる快楽に手を伸ばしたいという欲望を神父は受け入れてしまった。
その瞬間、神父は本当の意味でハヴェンナの男になった。でもきっと、目が覚めたら男はまた懺悔室へ向かう。ヨモギ売りの元へ通いながら、神父であることもやめられない男は、まさに欲に素直なハヴェンナそのもの。

と、こんな感じで考えています。
んーー、このキャラ、もはや考えすぎて思考がまとまらなくなっている。

最後にちょっとカイさんとのリンクをテーマに書かせてください。

介さんにとっての教会って、恩を感じる場所で、いつまでも居ることはできなくても、冷ややかな目を向けるつながりの薄い親戚から自分を守ってくれた場所なんですよね。
そんな大事な場所で人々の懺悔を聞く神父。
介さんの背景を考えれば当然、この神父が神父らしい存在になるのはわかるんですよ。

でも、根地先輩が求めたのはハヴェンナの神父で、ハヴェンナの神父は他の神父とは違う。
欲望と快楽の街で、それらを抑えこんで神に仕える存在ってまともじゃない。
そのギャップがカイさんの成長のポイントで、根地先輩は、カイさんにもラストシーンの神父のように舞台に対してみせる欲を持って欲しかったんじゃないかな。

神父はセリフこそ少ないけれど、チッチの始まりであり、少ないセリフで存在感を見せないと埋もれてしまう役。
でも、物語内の役割が実は重要で、懺悔を聴く神父の存在が弱いと、何故欲望に生きて信仰心の薄そうなハヴェンナの者が、わざわざ罪を懺悔しに教会へ行くのかわからなくなってしまう。

言葉少なながら壁のように人々の懺悔を聴き、許しを与える神父の存在があるから、懺悔室へ行く理由がわかるんですよね。
ただの教会ではない、ただの懺悔ではない、教会は人々の愚かな欲の墓場だとわからせなきゃいけない。

ハヴェンナの神父の印象が弱まると、いくつかの場面やセリフの説得力が吹き飛んでしまう。

それを端役のように言って介さんに振るんだから、根地先輩も人が悪い。
秋公演を見た時に、多分根地先輩は介さんがこの先も舞台に立つために必要なものが、舞台への執着だと気づいていたんだろうな。

うーーん、すごい。やっぱり介さんのための役だ。
ラストシーン書かずに原稿を渡したのも、与えられた役割をこなすだけではなく、介さんの舞台への欲が、チャンスを引き寄せることに気づいて欲しかったからなのかもな。

と、毒にも薬にもならない感想をこねこねしてたら、字数がとんでもないことになってきた。
ドミナ、ジレ、フギオー、ファキオ、ごめん。
君たちも好きです。
特に、ジレとフギオーはラストシーンの前に互いを理解しあったあたりがいいよね。
彼らは良き友人になれると思うよ。
畳む
ジャックジャンヌの感想(カイさん)
#乙女ゲーム

ものすごくよかった……。
これで6人全員読んだんですけど、カイさんを先に遊んでたら、この人の卒業後の人生を思ってしまって他の人のルート集中できなかったかもしれないので、一番最後で大正解でした。

以降ネタバレ注意

人のために自分を捧げてしまう人が、自分の感情を受け入れていく話ですね……。
カイさんもキサちゃんも、自分より周りのために動く節がある二人なんですよ。

そんな二人が互いの寂しさを理解して心通わせていく様子がよすぎる。

カイさんが少しずつ自分を大事にすることを知り、感情を外に出せるようになっていく姿を見て、3年の先輩は微笑ましそうに、2年の先輩は嬉しそうにしているのも、カイさんの人柄あってこそですよね。

なんかもう、ほんとに、よかった……。
暖かな安堵ばかり思い出してしまう。

あと、立花ツキ先輩のことを掘り下げてくれるルートがまさかカイさんだったなんて。
フミさん、いまだに返信ないのわかって連絡してるのかあ……。

ちなみに、6人読んでみてストーリーテーマが特に好きなのはカイさんと白田先輩でした。
ただ、カイさんは主人公の超回復など謎のツッコミどころがあるので、話として美しいのを聞かれたら白田先輩かな(白田先輩ルートも育成の冬を乗り換えてまた育成?!とは思ったけど)。

そして、一番キサちゃんを必要とする人はカイさんだなと思いました。さすが菅地海堂ペアを押さえてのベストパートナー賞ですよ。

他のルートも大好きだしなんなら一番泣いたのは白田先輩ルートですが、
・1年's→ルート入らなくても強く逞しく成長する(なんなら先輩卒業後にペア組める)
・白田先輩→他の人とのルートでも頼れる先輩に成長する
・フミさん→家族関係の改善は彼ならいつかどうにかなったと思う
・根地先輩→先送りにしても仕方ないことへの解決はルートに入ったからこそだが、与えなくて良い苦しみを与えてもいる。
カイさん→ただただ共に成長していける

なんだもの。
キサちゃんと最終公演にたてなかったら、カイさんはジャックエースとしての自覚が芽生えずに、ただ器としておさまっていく、どこか満たされない気持ちを抱えた人生なんだと思うと、カイさんにキサちゃんとの時間をあげたくなっちゃう。

そーちゃんの昔からの思いの強さなども響くんだけど、他の人と幸せになるきさちゃんを見たら、そーちゃんって別の幸せを探しに行ける気がするんだよね。
秋公演を乗り越えた彼は、弱いけど強い人だから。

根地先輩はキサちゃんほどの才能がある子でなければ恋に落ちないと思うので、才能はいつか欠けてしまうかもしれないけど、きっとそのきっかけとなる人は同じように根地先輩を救ってくれると思うんだ。

贔屓目なのかなあ。
でも、性別は無関係に「立花キサ」を大切に思ってくれるあたりも素敵なのよ、カイさん。
根地先輩も性別知る前から才能には惚れて求婚してたけど、恋しておかしくなったのは女性と気づいてからだもの。

そう、もしもキサちゃんが男ならBLになるだけだった気もする安心感がカイさんのルートにはあるんです……。
なんだその安心感。

まあとにかくよかった。ありがとうJJ

まだ共通あるのでしばらくジャックジャンヌ遊んでます。

2025/01/25追記
共通ルートでも金賞とって自信つけて卒業していく睦実介がいるのか……彼のポテンシャルを見誤りました。
畳む

カイさんのこと、すでに好き
#乙女ゲーム

どうしよう、意を決して睦実先輩ルートを始め、いま親愛度ストーリー1つ目を読んだところなんですが、すでに好きすぎる。

これは、遊ぶの怖いよ〜って言いながら駄々こねしてた落書きなんですけど、すでに私好きなんだろうな感が溢れているんですよ。
20250118150055-admin.jpeg


なんか、もう、生い立ち〜。
根地先輩がフミもカイも境遇が特殊的なことは言ってた気がするけど、親と死別されていたとは……。

確かに言われてみればお正月に帰省してないんだよね。
白田先輩のところも親から自立したくてユニヴェール来てるから帰ってないし、フミさんも家に反発してユニヴェール来たから(フミさんルート以外は多分)帰ってないし、こういうところ、なんか細かいな。

家族関係が良好な1年生2人はちゃんとお正月帰るんだから、1人が好きながら周りを気にかけて人のために動く先輩がお正月に帰らない意味を私はもっと考えるべきだった……。

というか、教会の子供達と遊ぶお兄さん、ハヴェンナの神父のことどういう気持ちで演じてたんだろう。まだ触りだけだけど、この後の親愛度ストーリーなどで掘り下げはあるのだろうか。

どうしよう。カイさんのこと、知れば知るほど好きになってしまう。
畳む


カイさん、公演衣装のフォーマルが似合うというだけでも好きなのに、森のクマさんみたいなところも愛おしくて、そこにまた情報が増え、私は困りっぱなしです。

続きを、遊ぶか……。
ジャックジャンヌの感想(根地先輩)
#乙女ゲーム

根地先輩をクリアして、残るところ睦実先輩だけなのですが、あまりにも漂う好きの気配にびくびくして中々再開できずにいます。

それはそれとして、根地先輩のお話良かったな〜。
以下ネタバレ含みます。

根地先輩のストーリー、静かに首を絞めて息できなくされていく感じがたまらない。
まがいなりにも創作をしたことがある人なら尚更そう感じるんじゃないかな。
創造性の喪失を恐れる気持ち、わかってしまうもん。

明るく振る舞う人の後ろに大きな影が落ちているのはよくあると思うのだけれど、根地先輩の場合はその影が主人公の秘密によって膨らんでしまい、天才の羽までもがれてしまうのが痛々しかった。

根地先輩ってよくも悪くも自分が天才であることに自覚的で、天才であることに自分の価値を置いてた人だから、その羽をもがれた時の絶望感ったらそりゃもう……。

あと、田中右が根地先輩のことを自分の先輩だと思って気にかけてるのすごく好きだった。
才能の死を看取れってきさちゃんに告げた田中右がクォーツの最終公演を見た時、ちょっと嬉しかったんじゃないかな……などと思ってしまうよ。

正直他の人たちの話を読んでて、根地先輩が主演になるの全く想像がつかない〜なんて思ってたけど、それしか書けなかったからだなんて……。
でも、ジャックエースを自分がやると言った根地先輩を否定する人は誰もいなくて、それこそがクォーツのなかで彼が培ってきた信頼なんだよね。

彼は天才だからクォーツに受け入れられているのではなく、級長として舞台のためにいつも奔走してきたから仲間たちに信頼されて、遅れた脚本も待ってもらうことができ、最後の公演でジャックエースをすると言っても反発する人がいないんだなと思うと、嬉しくて、嬉しくて……。

んーだめだ、色々書きたいことがあるのに纏まらないし言葉にならない。
言語化の難しい部分に刺さってしまったのよ。

また書けそうな気がしたら修正しよう。
んーー、睦実先輩ルート読むの怖いよ〜
畳む
ジャックジャンヌの感想(スズくんとそーちゃん)
#乙女ゲーム

ジャックジャンヌ面白いよ〜!!!
仕事が忙しいとゲーム機から離れがちな私が、残業漬けの日々の中で寝る間も惜しんで、ちまちまと遊んでしまう面白さ。

そして既にプレイ時間が60時間を超えていて、超ボリュームを感じているよ(面白いから気にならないしありがたい)。

スズくん
初々しすぎる。なんというか、もう、初々しい。スズくんは他キャラのクリスマスに発生しそうな甘々展開が個別ルートの中に挟まれてきたので、これもイベント化して読みやすくして〜とものすごく思ってしまった。セーブしたから別にいいけど。

立花のことが好きだといつ気持ちを隠すために上手く演じられなくなって周りを困らせてるスズくんも、伝わっちゃうかもごめんと言いながらも想いを口にはせずにグイグイくるスズくんも萌。
このルート、そーちゃんが強いのもいいよね。ずっと片思いしてた幼馴染が同級生にとられたらそりゃ複雑だよなとは思うけど、その棘が鳳くんに行くのか……(笑)

ラストシーン、卒業する根地先輩に、立花くんから誘導したんでしょと言われ大爆笑。そうだよね、演技とはいえシシアの気持ちがついてこないとキスもできないような素直さだからなあ、スズくん。畳む


そーちゃん
ありがとう、少女漫画だと負けちゃいがちな幼馴染くん。
そーちゃんが役を外れるまでの苦悩が、親密度解放の話で描かれ過ぎてて胃が痛くなった。なんか、えらいよそーちゃん。彼のルートの前後で9月の印象は確実に変わることでしょう。

あと、百無くんまじで何考えてるかわからん〜と思ってたけど、そーちゃんルートで掘り下げだったのか。なんかもう、彼、怖いよ。
炭治郎を思い出して鳥肌立たせながら乗り切ったシーンがある。

あとね、白田先輩ルートを通ってたこともあるかもしれないけど、詮索はしないものの主人公を助けようとする先輩の優しさに震えました。
白田先輩(泣)

このルートは、そーちゃんが、役者として必要なものを見つけた話でしたよ……。
これ見ると他ルートの彼めちゃくちゃ心配になっちゃう。

20250125追記
白田先輩や根地先輩は気が向いたら直そうと思ってたけど、まさかそーちゃんで加筆することになるとは。
隠しセーブスロットのあれなんですか?!
私は。わたしは彼をピュアだと信じてたので、めっちゃアレなことしそうな雰囲気だけど手は出さないで寝るのだろうと、そう思っていたのに……よなが、よなが。
畳む
ホリン実装ありがとう

ホリン実装ありがとう〜!!

嬉しすぎて、実装初日に仕事が終わるなり「ホリンを迎えに行くぞ」部隊を整え、アイラをリーダーにラクチェ、スカサハ、シャナンのメンバーで大英雄戦に挑みました。

全員剣もなあと思ったのでラクチェだけ聖祭の斧ラクです。他は恒常実装メンバー。

アイラには魔器を持たせてしまっているので、スキルに月紅(エフェクトがお星様とキラキラなのです)を与えて、いざインファイナルへ。

……そして、アイラでは全然ダメージを与えられず、範囲奥義以外で倒せる気がしなかったためリセットしてハードは出直し、無事にホリンを仲間にしました〜!(拍手)

SNSの呟きの様子

その後スキルを整えて、すべてのホリンをアイラの撃破で仲間入りさせることに成功!
ホリン硬すぎて、途中ちょっとズルしてスカサハやシャナンに頑張ってもらったけど仕方ない。
ちなみに、ラクチェは斧がアダとなりホリンに立ち向かうと返り討ちでした(泣)


仲間入りさせてから思ったのだが、加入台詞が大英雄戦開始セリフで、大英雄戦開始セリフが加入セリフでは???

無敗のホリンが敗北を喫し、仲間になるストーリーを楽しみたかった人の戯言なので、別に不満とかではないけど、逆では???とだけめちゃくちゃ思ってしまった。

そしてレベルアップ台詞!!!
ホリアイ支援会話の内容を使っちゃっていいんだ……!
まあ、原作ホリン加入後はアイラとしか話さないからねえ。セリフが足りないのはわかるし、私はホリアイ好きなので正直嬉しくもある。

ただ、あのセリフって、子供が産まれても、自分の出自と昔からあった好意を口にできなかったホリンの口下手さを示しているとも思うので、こう、レベルアップで簡単に言わないで〜という感情もあるにはある。基本は喜んでます!!!

声は週末の楽しみに残しています(イヤホンを忘れ続けて聴けてないだけ)

しかし、このホリン、闘技場の負けを知らないから、シグルドたちの仲間になる前の個体なのか。
ということは、もしや知り合い(知り合いと呼んでいいのか?)がアイラさんだけってこと??!

ホリン恋人軸のアイラに近しい距離で迫られて困惑するホリンが見える……。

ああ、鎧の質感も美しい。絵が美しいねえ。
ホリンありがとう、ありがとう。
畳む


#聖戦トラキア
ジャックジャンヌの感想(フミさんと白田先輩)
#乙女ゲーム

今年のお正月休みは、時々執筆をしながらジャックジャンヌを遊んでいました。
お休み期間結構遊んだけど、元のボリューム+じっくり遊びすぎてまだフミさんと白田先輩しか見れてません。

今は、白田先輩クリアしたてで号泣した余韻を残しながら、明日への現実逃避で感想を書いています。

以下ネタバレを含むのでご注意ください。


▪️攻略順(予定含む)
途中で変えるかもですが、ざっくりこうしようかなと思ってます。

①フミさん→②白田先輩(★今ココ)→③スズくん→④そーちゃん→⑤根地先輩→⑥介さん→⑦共通(クリスマスひとり)

気になるキャラを後ろに残すタイプなので介さんを最後にしようと思っていたところ、共通ルートらしきものの分岐があったのでこの予定になりました(経験上、誰とも結ばれないエンドってどこかしらで制限かかりがちなので、後がいいよねの感情)。

そーちゃんは私の好きな少女漫画だと負け幼馴染枠な男の子の予感があるので後ろの方、根地先輩は物語の核に触れてくる傾向のキャラに類似性を見出して後ろの方を予定してます。

最初の攻略はスズ君、白田先輩、フミさんで悩んだんですけど、立花ツキ時代の掘り下げが出てきて、先輩たちの感情がわかりやすくなるかなという打算でフミさんにしました。

そして、1周目プレイ時はフミさんの次にスズ君の予定だったのですが、冬公演みた段階で次は白田先輩にすると決意しました。

結果、フミさん→白田先輩になったけど、1周目クリアしたことでキャラへの愛情が深まり、白田先輩ルートで描かれる先輩が卒業することへの寂しさに感情移入できたので良かったなと思います。

でも、白田先輩は初見も良いと思う。

スズくんはまだノータッチなので何も言えません。

▪️共通

シナリオが面白すぎる。
特に秋公演と冬公演の準備期間。
秋公演では、同学年組の関係掘り下げがすごくよかった。

スズ君が怪我で舞台に立たなくなった時に「世長にやらせてください」って訴えた時の根地先輩の「きみ、できる?」がさあ。

配役からそーちゃん外した理由、価値を証明できなかったはそうなんだけど、そーちゃんに薄ら漂ってた自信のなさを見透かしてたんじゃないか???

スズくんと喧嘩した時のそーちゃんの声よかったから、機会があったら使いたい気持ちは先輩の中にあったはずで、あの場面、先輩がそーちゃんを外した理由に対して彼が立ち向かえるのか試したよなあ。

そして、やると言って結果を残すそーちゃんよ。ジャンヌが合ってなかったのでは?と言いたくなるけど、多分この件を挟まずにジャックさせても彼はここまで伸びなかったと思うよ私。

だから結果オーライだと思う。

冬公演は、私は白田先輩が介さんに伝えた言葉で泣きましたね。

あとさあ、キサちゃんが必死に積み上げてきたものが、このタイミングで仇になっちゃって、ついてる嘘のこともありグチャグチャになるのつらい。

このゲーム、キサちゃんに声があるおかげで、夏公演の向井の役作りを通じて普段のキサちゃんが少年らしい声に変化したことがすごーく伝わってきてるんですよね。

その上で、女だと気づかれたら退学の状態でジャンヌを演じられるかという酷すぎる課題。
見てるだけは辛いよ。白田先輩が全部許してくれた時にすごくほっとした。

淡色の曲がもつ温かさが描写とマッチしていて最高です。
畳む


▪️フミさんルート

フミさんの色気がとんでもないですね。さすがクォーツのアルジャンヌ。格が違いすぎる。

あと、温泉イベントのあたりで近づいてきそうな性格なのに遠くに浸かったあたりで薄々疑ってたけど、フミさん主人公の性別に気づくの早すぎ!まさか入試の時には気づいていたなんて。

たしか親愛度イベントの内容だったけど、女にしてやろうかは言い過ぎだと思います(褒め言葉)。

ユニヴェール公演では、父親との関係が公演内の役に落とし込まれていてよかった。
そうすることで鳳くんの演じる父親の役がめちゃくちゃたってる。
多分、鳳くんの役が一番輝くルートなのではこれ??(想像)
畳む


▪️白田先輩ルート

号泣、号泣、号泣。
先輩の卒業と残される世代の見せ方がよすぎる。
あと、他クラス2年生の先輩の掘り下げがうれしかった。御法川先輩めっちゃいい人だな。

ユニヴェール公演でキサがソロ2曲歌うのを、白田先輩の分まで歌を託したという描写にするのよすぎ。
おかげで、公演でカルロがシシアに歌うよう伝える場面とのリンクが重すぎて私は号泣するはめに。

田中右が代償を支払ったって言うの相当でしょ。

書いてたらまた涙が復活してきて進まなくなったので別日に書き足すかも……。

ほんとに、すごく良かったけど、シシアのジャック設定が生かされず演出がほぼほぼジャンヌのままだったことだけは、ちょっと不満です。
事情はわかるけど演技がジャンヌと同じで気持ちが冷めちゃうので……。

こんなこと言ってるけどover the wall直前でボロ泣きしてます。短所をも打ち消すよさなり。
畳む


畳む